
スペインのサンチェス首相。ロンドンで2025年9月26日撮影。 REUTERS/Jack Taylor/File Photo
[マドリード 4日 ロイター] – スペインのサンチェス首相は4日、米国とイスラエルによるイラン攻撃について、数百万人の命を賭けた「ロシアンルーレット」になる恐れがあると警告し、反対姿勢を改めて明確にした。
国民向けのテレビ演説で「人類の大惨事はこうして始まる。数百万人の運命を賭けたロシアンルーレットは許されない」と訴えた。
世界は紛争や爆撃によって問題は解決できないと指摘。「スペイン政府の立場は4文字で要約できる。『戦争反対』だ」と述べ、立場は一貫していると強調した。
トランプ米大統領は3日、米軍のイラン攻撃でスペインが国内基地の使用を拒否したことを理由に、スペインとの貿易を全面的に停止すると表明した。
サンチェス氏は「報復を避けるためだけに、世界にとって有害なことや、われわれの価値観と利益に反することに加担するつもりはない」と明言した。
またイスラム過激派によるテロの増加やエネルギー価格の高騰など、イラク戦争がもたらした悪影響を挙げ、今回のイランへの攻撃も同様に影響が見通せず、より公正な国際秩序の実現にはつながらないと主張した。
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