Rex Gamesは2月11日、放置系RPG『Stone Story: Ascension』のKickstarterキャンペーンを開始した。開始から8時間足らずで初期目標金額の1万ドル(約157万円)に到達するなど、早くも好調な滑り出しを見せている。
『Stone Story: Ascension』は、2023年7月27日に発売された『Stone Story RPG』の続編にあたる放置系RPGだ。対応プラットフォームはPC(Steam)/iOS/Android。ゲーム内は日本語表示に対応予定。本作の舞台となるのは永遠の夜に包まれた「ダークワールド」。プレイヤーはStoneheadと呼ばれるアバターを導き、雲の上に存在する都市「アクロポリス」を目指す。

本作のビジュアルは、前作同様「ASCIIアート」によって構成されている。ASCIIアートとは、アルファベットや記号などのテキスト文字を組み合わせ、絵やアニメーションを表現する技術だ。そうした特殊な技法が、本作では全編にわたり採用されている。ゆえに主人公や背景はもちろん、武器やボス、さらにはスキルツリーまでもがテキスト文字で構成されているのだ。
一方ゲームプレイは基本的に自動操作となっている。操作キャラクターであるStoneheadはオートで敵と戦うため、プレイヤーは装備を整えたりスキルをセットしたりと戦術そのものを設計していく形だ。そのほか、宝石の装着やクラフトシステムに加え、ゲーム内にはスクリプト言語も登場。Kickstarterページによると、スクリプト言語を使ってStoneheadのパフォーマンスを高めることができるようだ。プレイヤー自身がコードを組むことで、装備の切り替えやスキル使用のタイミングなど、戦闘中の行動を自動化するといった遊び方ができるのかもしれない。

そんな本作は、2月11日にKickstarterキャンペーンを開始した。するといきなり注目を集め、開発者いわくキャンペーン開始から8時間未満で初期目標金額である1万ドル(約157万円)に到達したという。その後も金額は伸び続け、3月3日に配信されたプレスリリースによると、Kickstarterキャンペーン開始から約2週間の時点で資金調達額が目標の200%を超えたという。なお本稿執筆時点での資金調達額は約2万3600ドル(約354万円)に達している。前作『Stone Story RPG』が各種ゲームアワードで取り上げらたり受賞したりなど注目を集めてきたこともあり、本作のキャンペーンにも早くから関心が寄せられたのだろう。
なお本作のKickstarterキャンペーンは3月13日0時59分まで実施予定だ。終了後は支援者向けのAlpha Accessが開始され、その後Beta Accessを経てSteamで早期アクセス配信される予定だという。また正式リリース後には、モバイル版への移植も予定されているようだ。

本作の開発を手がけたのは、2014年に設立されたデベロッパーRex Gamesだ。同デベロッパーは、ジャンルとゲームプレイの境界を融合させることで独自の作品を開発することを目標としている。これまでには上述した『Stone Story RPG』をリリース。同作は、東京ゲームショウ2019のインディーゲーム企画「センス・オブ・ワンダーナイト」にてGrand Audience AwardとBest Art Awardを受賞したほか、同年のTIGA AwardsではBest Role Playing Gameを受賞。さらに2020年にはIndependent Games Festival Awards (IGF)のVisual Art部門においてファイナリストに選出されるなど、数多のゲームアワードで取り上げられてきた。そんな同スタジオによる続編『Stone Story Ascension』が、どのような進化を遂げるのか注目が集まる。
『Stone Story: Ascension』はPC(Steam)向けに近日早期アクセス配信予定。その後iOS/Android向けに配信予定とされている。ゲーム内は日本語表示に対応予定。
