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緊迫するイラン情勢について。「大波がまもなく来る」イランに対し、さらなる大規模攻撃を準備していると明らかにしたトランプ大統領。一方のイラン側は原油タンカーが通るホルムズ海峡を封鎖したと宣言。日本にも影響が出始めています。
【写真で見る】イラン国連大使「アメリカは子どもを殺している」
■米・イスラエルの攻撃続く イラン国内の死者787人に
イラン国内の死者は、この一日で200人以上増え、アメリカとイスラエルの攻撃による死者は、787人にのぼりました。
こちらの病院では、爆風によりガラスが散乱。医療機関としての機能は止まっています。
住民
「なぜ?どうして?これから人生をどう立て直したら良いのか」
イランの報復攻撃も勢いを増しています。イスラエル中部では、礼拝所への攻撃で9人が死亡。イランによる攻撃は、イスラエルだけにとどまらず、周辺国のアメリカ軍基地などにも拡大しています。さらに…
あたり一面を埋め尽くすほどの煙。狙われたのは、サウジアラビアにある世界最大級の石油精製施設です。ドローン攻撃を受け、操業を停止したということです。
■石油が“人質” 日本経済への影響は?
イランは今、いわば“石油を人質”にして、世界経済に打撃を与えるという報復に出ようとしています。
そのひとつが「ホルムズ海峡の封鎖」です。イランの革命防衛隊の司令官は…
イランの革命防衛隊 司令官(2日 国営テレビで)
「(ホルムズ海峡の)通過を試みる船舶はすべて焼き払う。この地域から一滴の石油も流出させない」
ペルシャ湾周辺には、世界最大級の油田群が広がり、その多くがホルムズ海峡を通って運ばれるため、封鎖の影響は計り知れません。
さらに、日本の石油消費量は、中東に95%以上依存。私たちの生活にも大きな影響が出る恐れがあります。
海運事業者の業界団体「日本船主協会」は、ペルシャ湾に足止めされている船と毎日、連絡を取り、情報収集を続けています。
日本船主協会・篠原康弘 理事長
「ホルムズ海峡がここ。ここが通れないために(ペルシャ)湾内に留まっている船がこれだけいる。これは世界中の船。日本の船は42隻いる」
日本関係の船の中には、日本人23人が乗船しているといいますが、現状、“安全確認はできている”としています。