
フランスのマクロン大統領は3日、中東情勢を踏まえ、原子力空母「シャルル・ドゴール」と付属する航空部隊と護衛フリゲートに対し、地中海へ向け出航するよう命じた。2026年3月1日撮影(2026年 ロイター/Aurelien Morissard)
[パリ 3日 ロイター] – フランスのマクロン大統領は3日、中東情勢を踏まえ、原子力空母「シャルル・ドゴール」と付属する航空部隊と護衛フリゲートに対し、地中海へ向け出航するよう命じた。危機の深刻化で危険にさらされている海上交通の安全確保に向けた連合の構築に取り組んでいると述べた。
マクロン氏は国民向けの演説で、エネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡が閉鎖され、スエズ運河と紅海の航路が紛争の拡大によって脅かされていることから、対策を講じる必要があると表明。
「この戦争により、原油価格、ガス価格、国際貿易情勢が深刻な混乱に陥っているため、われわれは経済的な利益を守らなければならない」と述べた。
キプロスにフリゲート艦を派遣したことや、湾岸同盟国上空でドローン(無人機)を撃墜したことも明らかにした。
投入された戦力には戦闘機「ラファール」が含まれた。
マクロン氏は「われわれはカタール、クウェート、アラブ首長国連邦(UAE)と防衛協定を結んでいる」と述べ、これらの国々と連帯する義務があるとした。
また、この地域からの退避を希望するフランス国民を支援しており、3日の夕方には2便がパリに到着すると述べた。フランス国内の一部地域で警備が強化されているとも語った。
米イスラエルの行動についてはイラン自身が「主な責任を負っている」と述べたが、「米国とイスラエルは軍事作戦を開始することを決定した。それは国際法に違反した行動であり、われわれは承認できない」と付け加えた。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

