[東京 25日 ロイター] – きょうの東京株式市場で日経平均株価は、前日の米株高や円安を好感する形で買い先行でスタートする見通し。前日の米市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合が1%超高となり、東京市場でも半導体関連などに買いが入るとみられている。日経平均は取引時間中の最高値である5万8015円08銭をトライする動きとなりそうだ。
日経平均の予想レンジは5万7500円─5万8300円。
きょうの東京株式市場で日経平均は堅調な地合いとなりそうだ。前日の米株高の流れを引き継ぐ形で、特にハイテク関連に買いが入り、指数を押し上げる見通し。前日の米市場ではフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)が1%超上昇した。
指数寄与度の大きい銘柄の一角が買われる可能性があり、市場では「12日に付けた最高値を試す動きになりそうだ」(東洋証券のストラテジスト・大塚竜太氏)との指摘が聞かれた。
ただ、年度末のリバランスのタイミングが近づいていることもあり、「5万8000円台に乗せてどんどん上げるというよりは、買いが一巡したら利益確定売りも出るのではないか」(大塚氏)という。
ドルは足元155円台後半で推移し、前日の午後3時時点に比べて円安が進んでいる。物色面では、輸出関連株に買いが広がるとみられている。
一方、日銀の利上げが遠のくのではないかとの思惑で、銀行や保険など金融株は上値を抑制されやすいという。毎日新聞電子版は24日午後、高市早苗首相が日銀の植田和男総裁と16日に会談した際、追加利上げに難色を示していたことが分かったと報じた。
主なスケジュールでは、国内では1月企業向けサービス価格指数が公表予定となっている。海外ではユーロ圏で1月消費者物価指数(HICP、改定値)、米国でMBA住宅ローン申請指数が公表予定となっている。
前日の米国株市場では、主要3指数がそろって上昇した。人工知能(AI)を巡る楽観的な見方が再燃し、AIによる混乱への懸念が相殺された。
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