西大寺観音院(岡山市東区西大寺中)で21日夜に開かれた「西大寺会陽」(国重要無形民俗文化財)で、参加者の男性6人が負傷して病院に搬送され、うち3人が意識不明の重体となっていることが22日、岡山県警や岡山市東消防署への取材で分かった。いずれも祭りの途中でけがをしたとみられ、主催の西大寺会陽奉賛会が詳しい経緯を確認している。
 西大寺会陽は室町時代の1510年に始まったと伝わる。福を授かるという宝木(しんぎ)が頭上から投下され、締め込み姿の裸衆が争奪戦を繰り広げる祭りで、日本三大奇祭の一つと称される。今回は約1万人(主催者発表)が参加した。2007年には参加者が裸群の下敷きとなって死亡する事故が発生している。