
米ニューヨーク証券取引所(NYSE)のフロアで18日撮影。REUTERS/Brendan McDermid
[19日 ロイター] – 米国株式市場は反落して取引を終えた。プライベートエクイティ(PE)関連株が売られたほか、ウォルマートやアップルの下げが重しとなった。一方、決算を好感した工業株への買いは下げ幅を抑制した。
オルタナティブ資産運用会社のブルー・アウル・キャピタル(OWL.N), opens new tabは、債務管理と資本還元のため14億ドルの資産を売却し、クレジットファンドの一つで償還を凍結すると発表した。これを受け、信用の質や貸し手のソフトウエア企業に対するエクスポージャーを巡る懸念が強まり、ブルー・アウルが6%下落したほか、アポロ・グローバル・マネジメント(APO.N), opens new tab、アレス(ARES.N), opens new tab、KKR(KKR.N), opens new tab、カーライル・グループ(CG.O), opens new tabも1.9─5.2%安となった。アップル(AAPL.O), opens new tabは1.4%下落し、S&P総合500種の重しとなった。
人工知能(AI)関連ハイテク株はここ数カ月、割高感や巨額投資を巡る懸念を背景に不安定な展開が続いている。ソフトウエアから運輸まで幅広い業界でもAIの急速な進歩がビジネスモデルを揺るがすとの懸念が広がっている。
グローバルト・インベストメンツのシニア・ポートフォリオ・マネージャー、キース・ブキャナン氏は「市場はAIによってどの事業分野が大きな脅威にさらされているかを見極めようとしている」とし、「市場は誰もが勝者になるわけではなく、全ての期待が満たされるわけではないと認識しつつある」と述べた。
ウォルマートは1.4%安。今月1日に就任したジョン・ファーナー最高経営責任者(CEO)の下、2027年1月期通期の業績について保守的な見通しを示した。 もっと見る 農機大手ディア(DE.N), opens new tabは11.6%急伸。第1・四半期決算が予想を上回り、通期利益見通しを引き上げたことを好感した。米国とイランの軍事衝突への警戒感から原油価格が上昇し、S&Pエネルギー指数(.SPNY), opens new tabは0.6%高となった。米労働省が発表した2月14日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比2万3000件減の20万6000件と、予想以上に減少し、労働市場の安定化を反映した。 もっと見る
市場は20日発表の個人消費支出(PCE)統計に注目している。
S&P500構成銘柄(.AD.SPX), opens new tabでは値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.5対1の比率で上回った。
米取引所の合算出来高は164億株。直近20営業日の平均は205億株。
LSEGデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります
※米国株式市場
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