
写真は道路を走行する米軍車両。1月16日、シリアのデイル・ヘイファーで撮影。REUTERS/Orhan Qereman
[18日 ロイター] – 米軍の一部部隊が「慎重かつ状況に基づく移行」の一環としてシリアから撤退していると、米政府高官が18日、匿名を条件に明らかにした。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、米国がシリアに駐留する約1000人の兵士全員の撤退を進めていると報じた。
米政府高官はロイターに対し、「米軍は過激派組織「イスラム国」(IS)の復活を防ぐためのパートナー主導の取り組みを支援しており、地域で発生するあらゆるISの脅威に対応する態勢を維持している」と説明。
その上で、「しかし、シリア政府が自国領内におけるテロの脅威と戦う主たる責任を担う意思を示していることを踏まえると、大規模な米軍駐留はもはや必要ない」と述べた。
WSJによると、今回の撤退はイラン核開発を巡る協議が決裂した場合の攻撃に備えて米国が中東に海軍・空軍部隊を展開していることとは無関係だという。
米軍は先週、シリアの戦略的基地からの撤退を完了し、シリア暫定政府軍に基地を引き渡したと発表した。
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