ワシントン(CNN) 米大統領専用機エアフォースワンとして使用される新型機に、トランプ大統領の希望する塗装が施される見通しとなった。米空軍当局者がCNNに明らかにした。
軍がVC25Bと呼んでいる、大幅に改造された新型ボーイング747は、赤、白、金、紺色の塗装となる。この配色はトランプ氏の1期目任期中に提案されたものの、バイデン政権によって撤回されていた。
エアフォースワンとなる機体は、ケネディ政権時代からベビーブルーと白の塗装が採用されてきた。今回の変更案は、トランプ氏が自身所有のボーイング757の塗装を再現する意図があるのではないかとの臆測を呼んだ。
バイデン政権下の2022年、コストと技術的な理由からこのカラーリングは空軍によって却下された。
トランプ氏が大統領に再選されると、エアフォースワンの塗装は再び注目を集めた。大統領就任式の夜には、軍人向けの「最高司令官舞踏会」会場に用意されたケーキの上に新たなカラーリングのエアフォースワンの模型が飾られていた。現在では大統領執務室のコーヒーテーブルにも同様の模型が置かれ、そのデザインを目にする機会が増えている。昨年は国土安全保障省のボーイング737型機がこの塗装での運航を開始した。

昨年1月20日の大統領就任式後の舞踏会で登場したケーキをサーベルで切り分けるトランプ氏。ケーキには新型エアフォースワンの模型が載せられている/Patrick T. Fallon/AFP/Getty Images/File via CNN Newsource
空軍によると、この塗装はボーイング社が改修中の新型747型機2機と、トランプ氏がエアフォースワンとして使用するために改修を命じたカタールから軍に寄贈された747型機1機に適用される予定だ。カタールから寄贈された機体は、早ければ今夏にも就航する可能性がある。
この塗装は、現在運用されているボーイング757の軍用型、C32機4機にも、定期整備時に施される予定だ。
「最初のC32機は塗装済みで、数カ月以内に空軍に引き渡される見込みだ」と、空軍の報道官はCNNの取材に対して確認した。
