米イラン合意、核施設解体含むべきとイスラエル首相 トランプ氏に伝達

写真はイスラエルのネタニヤフ首相。1月28日、イスラエルのミタルで代表撮影。REUTERS

[エルサレム 15日 ロイター] – イスラエルのネタニヤフ首相は15日、トランプ米大統領に先週、米国とイランの核協議におけるいかなる合意もウラン濃縮の停止だけでなく、イランの核施設解体が含まれる必要があると伝えたと明らかにした。米国のユダヤ系団体代表の会合で講演した。

米国とイランは今週、2回目の協議を予定している。ネタニヤフ氏は合意に懐疑的としつつ、いかなる合意も濃縮ウランのイラン国外搬出が必須条件だと強調。「濃縮能力は一切認めない。濃縮プロセスの停止ではなく、そもそも濃縮を可能にする設備とインフラを解体させる」と述べた。

イスラエルはパレスチナ自治区ガザの全てのトンネルを破壊するという「仕事を完遂」する必要があるとも述べた。全長500キロと推定されるトンネルのうち、すでに150キロを解体したという。

ネタニヤフ氏はまた、米国の対イスラエル軍事支援について、今後10年以内に終了を目指す考えを示した。主に米国での装備品購入に充てられている年間38億ドル、期間10年の現行支援は2028年に終了する。

同氏は経済が好調なため「現在受けている軍事支援の資金部分を段階的に減らすことができる。10年かけてゼロに削減することを提案する。現在の覚書で残る3年間に加え、さらに7年間でゼロにする」とし、「米国との関係を支援からパートナーシップに移行させたい」と述べた。

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