デベロッパーのRespawn Entertainmentは2月14日、『エーペックスレジェンズ(Apex Legends)』の新シーズンにて実施したランクマッチの仕様変更に関する声明を発表。来週以降に、ドロップシップとドロップゾーンを併用した新システムを実装すると告知した。

『エーペックスレジェンズ』は2019年2月より基本プレイ無料で運営されているオンラインFPSだ。基本モードとなる3人部隊のバトルロイヤルでは、20部隊総勢60人のプレイヤーがチャンピオンを目指してしのぎを削る。プレイヤーキャラとして、個性豊かで性能の大きく違うレジェンドたちが登場する点が特徴だ。

2月11日より、シーズン28「ブリーチ」が開幕。新要素として、破壊可能な窓である「硬質光メッシュ」が実装されたほか、多数のレジェンズへの調整がおこなわれた。そしてひと際大きな注目を集めたのは、ランクマッチの仕様変更。ドロップゾーンが廃止され、ドロップシップ方式へと戻されることとなった。

ドロップゾーンといえばシーズン26「ショーダウン」にて導入されたシステム。従来のドロップシップから任意のタイミングで降下する方式から打って変わって、各チームがあらかじめ決められたランドマークに降り立つかたちでゲームが開始されるというものだ。初動の戦闘に巻き込まれにくいといった点で定評を得ており、廃止にあたっては賛否両論が巻き起こることに。特に試合時間が短くなりすぎる点などについては批判が寄せられていた。

Respawn Entertainmentはドロップシップをランクマッチに再導入した理由について、ドロップゾーン方式ではランドマークはランダムに割り当てられるため、望んだプレイスタイルを取りづらいことなどを説明。またドロップゾーンを導入したシーズン26以降、ランクマッチのプレイヤー数が著しく減少したことを挙げている。実際に今回のシーズン28では、ランクマッチに参加するプレイヤー数の増加が確認されているそうだ。一方で、状況も踏まえて必要に応じた調整を慎重に進める方針を明かしていた。

そうした中で、Respawn Entertainmentは2月14日にDeveloper Updateを公開。コミュニティの意見と試合データをまとめた上で、ドロップシップとドロップゾーンの両方を活用した新システムの実装を進めていくことを発表した。仕様としては、ロビーにダイヤモンド帯以上のランクのプレイヤーが一定の割合いる場合にはドロップゾーン方式が採用され、それ未満の場合にはドロップシップ方式となるようだ。特にプラチナ帯のプレイヤーや、ダイヤモンド帯以上のランクのプレイヤーがパーティーにいるプレイヤーについては、ドロップシップとドロップゾーン両方のマッチングが起こりうるようだ。

同機能は来週の実装を目指しており、ドロップゾーン方式となるために必要なダイヤモンドランクプレイヤーの割合は実装時に公開されるとのこと。なお開発チームにとってもまったく新しい機能となるため。プレイヤーの反応や試合データを注視しつつ、数週間から数か月かけて進化させていく予定だそうだ。今回、コミュニティーの反応を受けて迅速な調整方針が示されたことについては、好意的に受け止めるユーザーも多く見られる一方で、おもにダイヤモンド帯以上のプレイヤーを対象とした仕様変更ということもあり、そのボーダーについてはさまざまな意見も飛び交っている。続報を待ちたい。

『エーペックスレジェンズ』はPC(Steam/Epic Gamesストア/EA App)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch/Nintendo Switch 2向けに配信中。