レース概要・過去結果HISTORY
昨年はフォーエバーヤングが海外G1初制覇を飾った。(Photo by Shuhei Okada)
サウジカップ 競走条件・賞金HISTORY
サウジカップ(G1)
2026年2月14日 (土) 20:40[現地時間 2026年2月15日 (日) 02:40]
アメリカ キングアブドゥルアジーズ競馬場
ダート左1800m 北半球産馬4歳以上、南半球産馬3歳以上
負担重量:4歳以上=牡・セン馬 57kg、牝馬 55kg 南半球産3歳=牡・セン馬 53.5kg、牝馬 51.5kg
賞金総額:2000万米ドル(約31億円)
1着賞金:1000万米ドル(約15億5000万円)
※1米ドル=155円で換算
サウジカップ 歴史HISTORY
サウジカップの創設はアブドゥルアジーズ国王によるサウジアラビア建国(1932年)を記念するものとして2018年に構想が具体化し、2019年8月7日に正式に発表された。2018年の段階では、当時の世界最高賞金レースだったアメリカのペガサスワールドカップ(総額1600万米ドル)、これに次ぐ隣国UAEのドバイワールドカップ(総額1000万米ドル)の規模を意識し、サウジCの賞金総額は1500万米ドルから2000万米ドルが想定されていた。
こうして2020年2月29日に首都リヤドのキングアブドゥルアジーズ競馬場で第1回サウジCの開催に至り、賞金総額は世界最高の2000万米ドル、1着賞金1000万米ドルが用意された。例年の開催はペガサスWC(1月末)とドバイWC(3月末)の中間にあたる2月末だが、2026年はイスラム教の断食月(ラマダン)と重なる関係で2月14日に行われる。
第1回サウジCは2019年末から拡大し始めたコロナ禍の中で行われることになり、米国のマキシマムセキュリティが1位入線したものの、レース後の薬物検査で違反が判明。4年余りを経た2024年8月に正式に失格の裁定が下され、米国の牝馬ミッドナイトビズーが2位入線から初代王者に繰り上がった。
2021年の第2回は前年のサウジダービー(当時の名称はサンバサウジダービーカップ)2着馬で、その後に仏ダービー制覇など欧州芝路線で活躍していたミシュリフが優勝。また、この年の秋にはサウジアラビアが国際競馬統括機関連盟(IFHA)によりパート2国へ昇格し、サウジCもG1の格付けを受けた。G1昇格元年の第3回(2022年)は地元のエンブレムロードが劇的に優勝して花を添える結果となった。
日本調教馬は第1回から参加してゴールドドリームの5着(2020年)が最高だったが、2023年の第4回に怒とうの攻勢をかけてパンサラッサが初優勝。さらに3着カフェファラオ、4着ジオグリフ、5着クラウンプライドも続いて日本勢が席巻した。これを機に2024年の第5回はウシュバテソーロが2着、2025年の第6回はフォーエバーヤングが香港のロマンチックウォリアーとレース史に残る激闘を演じて優勝と、国別ではダートの本場アメリカと並び最多の2勝を記録している。
また、サウジCの開催日には複数のアンダーカードが組まれており、この2026年からネオムターフカップ(芝2100m)もG1に昇格。このレースにおける日本調教馬はG3の2022年にオーソリティ、G2の2025年にシンエンペラーの2頭が優勝している。この他にも1351ターフスプリント(芝1351m)、レッドシーターフハンデキャップ(芝3000m)、リヤドダートスプリント(ダート1200m)、サウジダービー(ダート1600m)の重賞4鞍が組まれており、それぞれのレースに日本調教馬の優勝歴がある。
なお、ペガサスWCの賞金総額は第1回サウジCが行われた2020年に300万米ドルまで減額となり、上位3頭に付与されていたサウジCの優先出走権も2021年には1頭に減少。2023年をもって撤廃された。その一方で2021年のサウジCから日本のチャンピオンズカップ優勝馬に優先出走権が付与されており、こちらは現在も維持されている。
サウジカップ 過去レース結果(歴代優勝馬)HISTORY
サウジカップ 日本馬の過去成績HISTORY
