
米中西部ミネソタ州の連邦地裁は31日、トランプ政権によるミネアポリスでの過度な移民取り締まりを停止するよう求めた州側の申し立てを退けた。写真はICEに抗議する人々。30日ミネアポリスで撮影(2026年 ロイター/Tim Evans)
[31日 ロイター] – 米中西部ミネソタ州の連邦地裁は31日、トランプ政権によるミネアポリスでの過度な移民取り締まりを停止するよう求めた州側の申し立てを退けた。
ミネソタ州当局は広範な公民権侵害が行われているとして、国土安全保障省による作戦の差し止め、または抑制を求めていた。この作戦では数千人の移民捜査官がミネアポリスとセントポールに投入された。数週間にわたる抗議活動を引き起こし、市民2人が連邦捜査官に射殺される事態となった。
バイデン前大統領が任命したメネンデス判事は判決文で、連邦控訴裁判所が最近、ミネソタ州での米移民・関税執行局(ICE)の手法を制限する、より限定的な差し止め命令を停止したことに言及した。「その差し止め命令が行き過ぎなら、本件で求められている作戦全体を停止させる命令は、なおさら行き過ぎだ」と記した。
州側は、連邦捜査官が市民に対して人種プロファイリングを行い、適法な在留資格を持つ住民を数時間にわたり違法に拘束したほか、強硬な手法で恐怖をあおったと主張している。
一方、政権側は、トランプ大統領の政策に基づく連邦移民法の執行が目的だと説明した。政権当局者の一部は、法的な在留資格を持たない人々に対する法的保護を打ち切るなど、ミネソタ州が一定の要求を受け入れれば、取締り要員の大規模な増派は終了すると述べた。
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