自然免疫 vs ワクチン接種 安全なのはどっち?
本レポートは、麻疹、風疹、水痘、百日咳、COVID-19、インフルエンザの主要な感染症について、自然感染とワクチン接種によって免疫を獲得する場合のリスクを定量的データに基づき比較している。
自然感染の場合、麻疹では1000人に1人が脳炎や死亡に至り、百日咳では乳児の致死率が高く、COVID-19やインフルエンザでは肺炎や後遺症など、重篤な合併症や死亡のリスクが常に伴うことを指摘している。対してワクチン接種は、発熱や局所の腫れといった軽微な副反応が主であり、アナフィラキシーや脳炎などの重篤な健康被害は数万から数百万回に1回程度と極めて稀であると示されている。
また、「自然感染の方が強い免疫がつく」という一部の主張に対し、その過程で支払う「重症化や死亡」という代償があまりに大きいと反論している。破傷風のように自然感染では十分な免疫がつかない例も挙げ、ワクチンこそが致命的なリスクを回避し安全に免疫を獲得する最善の手段であると結論づけている。
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