
米連邦捜査局(FBI)オフィスが入る米ニューヨークのビル。4日撮影。REUTERS/Eduardo Munoz
[ ワシントン 14日 ロイター] – ボンディ米司法長官は14日、国防総省の請負業者が違法に漏えいした情報を入手し報道したとして、連邦捜査局(FBI)が米紙ワシントン・ポスト記者の自宅を捜索したと明らかにした。
家宅捜索を受けたのはワシントン・ポストのハナ・ナタンソン記者で、トランプ政権による大規模な連邦政府職員解雇などの取材にあたってきた。同紙によると、ナタンソン氏自身は捜査対象ではないと捜査官から伝えられたという。
捜査の対象となっている政府請負業者は先週起訴された。検察や捜査当局によると、機密文書のスクリーンショットを撮り印刷していたほか、車内や自宅から「秘密」と記された文書が発見されたという。
ボンディ長官はXで「トランプ政権は、報道されれば米国家安全保障に重大なリスクをもたらすような機密情報の違法な漏えいを容認しない」と述べた。
報道の自由擁護団体などは、記者の家宅捜索は政権による報道機関への継続的な攻撃の劇的なエスカレーションで、報道の自由を脅かす動きと批判。米コロンビア大学ナイト憲法修正第一条研究所のジャミール・ジャファー事務局長は「報道機関やジャーナリストの捜索は非自由主義政権の特徴で、こうした慣行が常態化しないことを確実にする必要がある」と述べた。
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