
写真は片山さつき財務相。1月5日、東京証券取引所で撮影。REUTERS/Manami Yamada
[東京 14日 ロイター] – 片山さつき財務相は14日、先週末以降の為替円安に関し、「極めて遺憾であって憂慮している」と述べた。行き過ぎた動きには「あらゆる手段を排除せず、適切な対応を取る」と、けん制のトーンを強めた。官邸内で記者団に語った。
片山財務相は記者団に対し、「9日のように急激な動きがあるのは実需とは全然、関係ない」と述べた。
日本時間13日に実施したベセント米財務長官との会談で、こうした認識を共有したことを改めて強調。「ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)を反映した、安定的な動きに戻ってもらわなければ困る」とし、日米両国の合意に沿って「あらゆる手段を排除せずに適切な対応を取る」との選択肢を示した。
三村淳財務官も円安をけん制した。「先週後半以降の足元の為替の動きについては、一方向で急激な動きがみられ、極めて憂慮している」と、財務省で記者団に語った。
為替円安を巡り「最もいけないのはボラティリティ(変動率)だ」とした上で、「動きを裏打ちするような経済的なファンダメンタルズがあるかといえば、私にはあるように見えない」と述べた。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab
