
トルコ・イスタンブール近郊の黒海の停泊地で待機する石油タンカー。2022年12月撮影。REUTERS/Umit Bektas
[モスクワ/アテネ/ロンドン 13日 ロイター] – 黒海で13日、ロシア南部ノボロシースクの原油積み出しターミナルに向かっていた石油タンカー2隻がドローン(小型無人機)による攻撃を受けた。2隻のうち1隻は米石油大手シェブロン(CVX.N), opens new tabがチャーターしていた。シェブロンによると、乗組員と船体に被害は出ていない。
2隻のタンカーはカザフスタン産原油の輸出の約8割を扱う黒海沿岸の「ユジュナヤ・オゼレエフカ」ターミナルに向かっていた。同ターミナルは、カザフスタンから黒海に至る原油パイプラインを運営する「カスピ海パイプライン・コンソーシアム(CPC)」が運営。複数の関係筋によると、同ターミナルはロシア産原油の積み出し拠点にもなっている。
カザフスタンのエネルギー省は13日夜、タンカー「マチルダ号」と「デルタ・ハーモニー号」がドローン攻撃を受けたと確認した。
CPCは今回のドローン攻撃について今のところコメントしていない。ウクライナはロシアのエネルギー施設を標的に攻撃を行っているが、今回のドローン攻撃を誰が実施したか現時点で不明。ウクライナは今のところコメントしていない。
カスピ海パイプラインは全長約1500キロメートル。CPCの主な株主はカザフスタン国営石油会社カズムナイガス、ロシアのルクオイル(LKOH.MM), opens new tabのほか、米国のシェブロンやエクソンモービルの関連会社など。
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