ゼレンスキー氏「ぜい弱な和平合意に署名せず」、新年演説で決意表明

ウクライナのゼレンスキー大統領は31日、新年を迎えるにあたり国民に向けて行った演説で、ロシアとの戦争の終結を望んでいるが、いかなる代償を払っても終結させることはないと述べ、戦争を長引かせるだけのぜい弱な和平合意に署名するつもりはないと改めて表明した。写真は12月18日ブリュッセルで撮影(2025年 ロイター/Stephanie Lecocq)

[31日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は31日、新年を迎えるにあたり国民に向けて行った演説で、ロシアとの戦争の終結を望んでいるが、いかなる代償を払っても終結させることはないと述べ、戦争を長引かせるだけのぜい弱な和平合意に署名するつもりはないと改めて表明した。

ゼレンスキー氏は「戦争の終結を求めているが、ウクライナの終結は求めていない」とし、「われわれは大いに疲れている。ただ、それが降伏の準備ができているという意味だと考える者は著しく間違えている」と述べた。

その上で「ぜい弱な合意に署名すれば、戦争を助長するだけだ。私は強固な合意に署名する。現在実施されている全ての会談、電話協議、決定は強固な合意を得るためのものだ」と語った。

28日の米フロリダ州でのトランプ米大統領との会談を含め、数週間にわたる米国主導の外交により、和平合意がほぼ完成したとしたが、「残り10%、その10%に全てが詰まっている」と指摘。「まさにその10%が平和の運命、ウクライナと欧州の運命、そして人々の暮らしを決定づけるのだ」と訴えた。

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