<第71回 東京大賞典(GI)>


(12月26日現在)

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■ディクテオン

*大井 荒山勝徳 厩舎(小林) セ7歳
*成績 30戦10勝2着1回
*重賞タイトル
 コリアカップ(G3)(2025)
 白山大賞典(JpnIII)(2024)
 名古屋グランプリ(JpnII)(2023)
 浦和記念(JpnII)(2023)
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 JRA時代に浦和記念など重賞3勝を挙げ、今年春から大井へ移籍。ダイオライト記念(4着)を皮切りに、川崎記念(2着)、帝王賞(4着)と古巣・JRA勢を相手に好走が続きました。そして、前走のコリアCは矢野貴之騎手を背に大外一気の差し切り勝ち。地方所属馬としては初となる海外のダートで行われる国際グレード競走Vという快挙を成し遂げました。この東京大賞典は凱旋レースとなります。荒山勝徳調教師は「JBCクラシックも視野に入れていましたが、コンディションの関係から自重して、ここに切り替えました。先月下旬には山元トレセンから小林牧場に帰厩して、かなり乗り込んでいます。状態は前走以上。それでもまだ良くなる余地はあると思いますが、地方代表として現状でいいところを見せてほしいです」とコメント。

■シーソーゲーム

*大井 藤田輝信 厩舎 牡3歳
*成績 11戦4勝2着1回
*重賞タイトル
 ダイヤモンドカップ(M1)(2025)
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 JRAで新馬勝ちを収め、今年3月から大井の一員になりました。重賞に初挑戦した盛岡のダイヤモンドCは直線で力強く抜け出し、後続に4馬身差をつけて初タイトルを獲得。続く東京ダービーは優勝したナチュラルライズに3~4コーナーで食らいついていく見せ場たっぷりの内容で、地方最先着の3着に好走しました。前走の3歳準重賞・ハートビートCも勝ち、GⅠの舞台に挑みます。藤田輝信調教師は「この中間もかなり乗り込んできて、中間追い切りと最終追い切りに乗ってくれた笹川(翼)騎手も『さらに良くなっている』と言ってくれました。まだ成長している段階。先を見据えても、強い相手と戦った経験を糧にしてほしいと思います」とエールを送りました。なお、同厩からは勝島王冠でつまりながらも5着だったバハルダールも参戦します。

■ナイトオブファイア

*大井 渡邉和雄 厩舎 牡3歳
*成績 10戦5勝2着1回
*重賞タイトル
 戸塚記念(SI)(2025)
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 デビューから4連勝を飾り、それ以降はダート三冠路線に出走。前哨戦の京浜盃3着からはじまり、羽田盃2着、東京ダービー4着と、JRA勢に立ち向かいました。3走前の戸塚記念で念願の重賞初制覇。前走の浦和記念は地方最先着の5着となり、力を示しています。渡邉和雄調教師は「3、4コーナーでごちゃつくところもあったので、もっとうまくさばければ上の着順あったと思います。初コースで初めて古馬ともまれたことも良い経験になりました」と振り返ります。ここに向けては「精神的に落ち着いてきて、体の緩さも少しずつしっかりしてきたと思います。これまで何の不安もなく予定通りのローテーションを使えてきたということも、すごい馬。相手は強いですが、現時点でどのくらいやれるか見たいです」と話していました。

■ナンセイホワイト


 23年の東京ダービーはミックファイア、ヒーローコールに次ぐ3着。これまでコツコツと走り続けてきました。大井重賞で安定した成績を残しており、東京ダービー以外にも、ブリリアントC3着、マイルグランプリ4着。そして、前走の勝島王冠は初騎乗の安藤洋一騎手を背にキングストンボーイに3/4馬身差の2着となり、力走しました。米田英世調教師は「船橋遠征の時にチークを着けて前走は外しましたが、新たな面を見せてくれたと思います。今回は間隔もないですが、疲れも反動もありません。追い切りも十分にいい動きだったと思います。相手は強いですが力の出せる状態には仕上がっているので、どこまで通用するのか楽しみです」とコメント。ど派手な流星も大人気の1頭がGⅠの舞台に初挑戦します。

<JRA所属馬の紹介>

■アウトレンジ

*JRA 大久保龍志 厩舎 牡5歳
*成績 18戦7勝2着2回
*重賞タイトル
 平安S(GIII)(2025)
 浦和記念(JpnII)(2024)
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 昨年11月のみやこS(2着)から重賞路線へ。続く浦和記念は3コーナーで先頭に立ち、直線で後続をグングン引き離して6馬身差Vで初タイトルを手にしました。今年の平安SでJRAの重賞勝ち。帝王賞はミッキーファイトにクビ差の2着となり、この路線での実力を示しました。2度目となる大井コースでリベンジを果たします。

■キングズソード

*JRA 寺島良 厩舎 牡6歳
*成績 19戦8勝2着1回
*重賞タイトル
 帝王賞(JpnI)(2024)
 JBCクラシック(JpnI)(2023)
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 22年1月の3歳新馬で勝利を飾り、翌年のアンタレスS(3着)から重賞路線へ。その年のJBCクラシック(大井)は直線で抜け出し、後続に4馬身差をつけて初の勲章を手にしました。昨年の帝王賞は4コーナーで先頭に立つと押し切り勝ち。重賞は全てが掲示板という抜群の安定感。相性のいい大井でGⅠ/JpnⅠ3勝目を狙います。

■グランブリッジ

*JRA 新谷功一 厩舎 牝6歳
*成績 26戦7勝2着9回
*重賞タイトル
 レディスプレリュード(JpnII)(2024)
 エンプレス杯(JpnII)(2023)
 TCK女王盃(JpnIII)(2023)
 ブリーダーズゴールドカップ(JpnIII)(2022)
 関東オークス(JpnII)(2022)
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 22年関東オークスは2番手追走から直線で抜け出し、重賞初挑戦Vを決めました。それ以降は全て重賞で戦い、JBCレディスクラシックは3年連続2着。川崎記念や名古屋グランプリ、ダイオライト記念は強豪牡馬と戦い2着に力走しました。通算タイトル5勝2着9回。長きに渡り、たくさんの感動を与え続けてきました。

■ナチュラルライズ

*JRA 伊藤圭三 厩舎 牡3歳
*成績 7戦5勝2着1回
*重賞タイトル
 東京ダービー(JpnI)(2025)
 羽田盃(JpnI)(2025)
 京浜盃(JpnII)(2025)
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 今年はダート三冠の前哨戦・京浜盃から始動。インの3番手を追走し、最後は6馬身差の圧勝。全日本2歳優駿4着からの巻き返しを図りました。それ以降は羽田盃と東京ダービーで2冠を達成。今回は、ジャパンダートクラシックで2着に敗れたナルカミとの再戦、さらには古馬との初対戦。ダート三冠の主役が年末の総決算レースに挑みます。

■ナルカミ

*JRA 田中博康 厩舎 牡3歳
*成績 7戦5勝2着0回
*重賞タイトル
 ジャパンダートクラシック(JpnI)(2025)
 不来方賞(JpnII)(2025)
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 今年9月の不来方賞は逃げ切り、3連勝で重賞初挑戦Vを飾りました。勝ち時計は盛岡2000m2分1秒2。2014年のJBCクラシックでコパノリッキーが出したコースレコード2分00秒8に迫る時計。続く、ジャパンダートクラシックも持ち前のスピードで逃げ切り連勝。自分の形に持ち込み、3歳馬Vを狙います。

■ホウオウルーレット

*JRA 栗田徹 厩舎 牡6歳
*成績 26戦7勝2着4回
*重賞タイトル
 浦和記念(JpnII)(2025)
 シリウス(GIII)(2025)
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 昨年11月にオープンを勝ち上がり、今年1月から重賞路線を中心に戦ってきました。前々走のシリウスSは14番手から進めて最後はメンバー最速の上がり3ハロン36秒4の脚を使い、差し切り。重賞7度目の挑戦で、念願の勲章を手にしました。地方初参戦だった前走の浦和記念はインから抜け出し、重賞2連勝。勢いに乗ります。

■ミッキーファイト

*JRA 田中博康 厩舎 牡4歳
*成績 10戦7勝2着1回
*重賞タイトル
 JBCクラシック(JpnI)(2025)
 帝王賞(JpnI)(2025)
 アンタレスS(GIII)(2025)
 名古屋大賞典(JpnIII)(2024)
 レパードS(GIII)(2024)
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 23年10月の新馬Vから通算10戦7勝(重賞5勝)2着1回3着2回というすばらしい成績を残しています。大井に初出走した昨年のジャパンダートクラシックはフォーエバーヤングに1馬身1/4差にまで迫る2着。現在は帝王賞とJBCクラシック(船橋)を2連勝中です。GⅠ/JpnⅠ3連勝を決め年末を締めくくることができるか期待が高まります。

<他地区馬の紹介>

■アラジンバローズ

*兵庫 新子雅司 厩舎 セ8歳
*成績 30戦9勝2着5回
*重賞タイトル
 鳥栖大賞(2023・2025)
 サマーチャンピオン(JpnIII)(2024)
 新春賞(2024)
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 JRA時代にオープンで走り、23年9月に兵庫の新子雅司厩舎に移籍。昨年のサマーチャンピオンは古巣・JRA勢を抑えてうれしい交流重賞初勝利を決めました。それ以降もマイルチャンピオンシップ南部杯5着、JBCスプリント(佐賀)3着、黒船賞2着と、全国の舞台で高みに向かって戦い続けています。初の大井でGⅠ勝ちを目指します。


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