長野県知事 会見 5月8日
緊急事態宣言が5月の7日から31日まで延長されました。それに伴う基本的な対応につきましては先日の会見で話をしたところでありますけれども、さらに具体化した点等についてお話をしたいと思います。
まず県民の皆様方へのお願いということであります。
基本的にあの方5月6日までと同じでありますけれども、ただこれから新型のウイルスとの戦いが長期化していくということを念頭に置いた上で、基本的な感染症対策について少し具体的なお話を入れさせていただいてます。
まず引き続き県民の皆様たちは外出の自粛、お願いをしていきたいと思ってます。特に人との接触機会を減らしていただくということで、まず外出については引き続き徹底していただきたいと思ってます。
それから大きな二つ目は県域をまたいだ移動の自粛ということです。引き続き、不要不急の帰省あるいは観光こうしたものは、県域をまたいで行うということは、ぜひ控えていただきたいと思っております。
それから基本的な感染症対策の徹底ということで手洗い等については、これまでもお願いしてきております。今私もサージカルマスクをしていますけども、外出時のマスクの着用については、ぜひ県民の皆さま方にお願いをしたいと思ってます。無症状であっても、感染を広げてしまう可能性があるという状況であります。ぜひご自分の健康・命を守るという観点と、予期せず人に感染させてしまうということを防ぐ上でも、ぜひマスク着用についてはご協力をお願いをしたいというふうに思ってます。
また人との間隔はできるだけ2メートル以上開けること、何度も繰り返し申し上げてきてますけれども三つの密を回避する。そういった場所いかない、そうした場所を作らないということについては引き続き徹底をしていただきたいと思います。
また日々の健康チェックということで、私も毎日体温測定をしていますけれども、ご自分の体調管理をしっかり行っていただきたいと思ってます。
緊急事態宣言発令中、感染症対策継続続行中ということでありますので、引き続きこうした取り組みを県民の皆様方にはお願いをしたいと思っております。
少し抽象的な話だけだとなかなかわかりにくいということで、県内での事例等を踏まえて、少しこうしたことも気をつけてもらいたいという話であります。
まず友人や親戚その長時間にわたり会食、私のところにもメール等で「こうしたことあるけど大丈夫か」という話の一つに、親戚とか友人とか集まって、外出自粛だから家に集まって会食してるけれども、大人数ではリスクの高いんじゃないかなということを聞かれますが、その通りだと思ってます。
外出自粛ということでお願いしてるのは、人との接触機会を減らすということですので、外には行かないけれども、家の中で大勢が集まるといったようなことも、この期間中はぜひ控えていただきたいというふうに思ってます。
それからこれも県内の事例にありましたけれども、長時間車で一緒に移動する、ドライブするというようなことも、友人とか知人同士ならばいいんじゃないかとというふうになりがちだというふうに思いますけれども、こうした場面で感染が拡大をしたと思われる事例もありますので、ぜひ自動車で一緒に移動する、長時間ドライブするといったようなこともこの期間は控えてもらいたいと思ってます。
それから職場・事務所。仕事上どうしても出かけていかなきゃいけない、仕事上どうしても滞在しなきゃいけない場所でありますが、そうした場所で感染をしているというケースもありますので、ぜひ職場も定期的に換気をするところはマメに換気するとか、人と人との距離をしっかり取ってもらうとか、職場の中でもマスクを着用してもらうといったような基本的な対策についてお願いをしたいと思っています。
こうした中で長野県としての緊急事態宣言継続中の大きな目的の一つ、県外から人を呼び込まないことについてはしっかり継続していきたいと思ってます。県有施設につきましても、県外から人を呼び込んでしまうしまう可能性が高いということで、5月31日まで緊急事態宣言発令中については、休止とさせていただきました。
ホクト文化ホール、伊那文化会館、松本文化会館は全て休館とさせていただきます。また信濃美術館、東山魁夷館、これらも全国からお客様がお越しいただいておりますので休館とさせていただきます。県外から人を呼び込まないようにということで、観光関係の皆様方にもご協力してお願いしている話でありますので、県としても率先して5月中は休館とさせていただきたいと思います。
民間主催のイベントについてでありますけれども信州の観光お休み中キャンペーンは5月も継続ということにいたします。県主催のイベントだけではなくて、民間が主催されるイベントについても、この5月中はぜひ全国的なイベント、クラスターが発生する恐れのあるイベントについては開催中止または延期でお願いをいたしたいと思っております。
それから先ほどマスクの着用をお願いをさせていただきました。県として医療資材の確保は、新型コロナ対策を医療機関において行っていただく上でも、介護施設をはじめとする様々な施設で感染拡大を防いでいただく上でも、大変重要だと思っております。
県としては、医療資材調達供給チームを特別に編成をして、これまで医療資材物資の確保に努めてきたところです。
そういう中で一つは医療機関等へ一定の供給を行っていこうと。もうひとつは新型コロナで対策として必要な資材については県として一定の備蓄を行っていこうというものです。
まず配布をする部分であります。感染症指定医療機関等、今実際に新型コロナウイルスの感染者を受け入れていただける施設を中心として、N95マスクについては約2万枚、フェイスシールドについては約5000個、アイソレーションガウンについて約1万7000着を今月中には配布したいと思っています。またその他の医療機関につきましても、サージカルマスク100万枚、これについて国からの供給も含んでますし、この100万枚については上の感染症指定医療機関と共通ということでありますけれども、まずは100万枚を医療機関に対して提供していきたいと思ってます。
それから社会福祉・介護・障害者・児童養護施設に対してもサージカルマスクを約51万枚配布をしていきたいと思っています。当面ということでありますので、今後必要量状況等を判断しながらさらに継続的に対応を行っていきたいと思ってます。
そのために県としてもなかなか確保の難しい物資については一定量の物質を行っていこうと思ってます。県内の感染者数がこれからどう変動するか見通せない状況でありますので、当面の備蓄につきましては、今現在の状況を踏まえたときに約3か月間対応できる量ということを目安に備蓄量を定めています。N95マスクについては約6万枚、フェイスシールドについては約1万5000個、アイソレーションガウンについては約5万1000着を当面の備蓄量といたしますし、また医療機関等で必要な場合にはこの中から随時供給を行っていきたいと思います。一方で今後の患者数の動向を踏まえて必要量が増加するが見込まれる場合についてはこの備蓄量についても更に上積みすることも含めて考えていきたいと思っています。
続きまして「信州の観光はお休み中」キャンペーン今後の対応についてということです。
まず大型連休中の取り組みの総括ということですが、Yahooのデータから昨年と比べて長野県への来訪者がどうなっているかという数字です。大型連休中、4月25日から5月6日について昨年と今年を比較したところ、この期間中の平均で-77.6%、8割近いマイナスになっておりますし、期間中最大のマイナス幅になってる日が5月3日は昨年比で-86. 5%ということでかなり大きく来訪者数が減った果になってます。
これは観光旅行、宿泊関係の皆様がたのは大変なご協力とメディアの皆さんも含めて、多くの皆様方のご支援の賜物だというふうに思います。心から感謝を申し上げたいと思います。
ゴールデンウィーク期間中の状況ということで、主な観光地、毎年観光地の入り込み調査をやっていますが、速報値では9割以上が減少していると見ています。
北陸新幹線の利用状況は前年比4%、また登山されてる方も前年比約8割から9割程度減少していると考えています。そういう意味で、我々としてはこの大型連休中の人の移動について大変大きな懸念を持っていたわけでありますけれども、様々な取り組みを行った結果、一定程度人の移動を抑えるということができたのではないかと思っております。
引き続き緊急事態宣言発令中ですので、特に長野県としては県域をまたいだ往来については引き続き縮減のための取り組みを行っていきたいと思ってます。
二つポイントを書いてますけども、一つはこの大型連休中のデータを見ますと、長野県の中でも特に南信地域を中心に中京方面からのお客様が比較的多かったということで、JR長野駅でのデジタルサイネージでの呼びかけ、あるいは南信州地域の町村での呼びかけなどの強化を今後は行っていきたいというふうに思ってます。
また先ほど申し上げたように民間主催のイベントにつきましても、全国的なイベント等については開催の自粛を要請をいたします。
ちょっと細かく書いてありますけれども、引き続き県境付近での巡回あるいは看板の設置、あるいは県境の市町村における広報やパトロール。こうしたことは、引き続き徹底をしていきたいと思っておりますし、また県外の駅あるいは高速道路サービスエリアやパーキングなどで信州の観光はお休み中です。長野県では往来自粛を要請中です。ということを強くアピールをしていきたいと考えております。
それでは引き続いて登山者の入り込みの抑制も行っていきたいと思います。
大型連休中の登山客は大変減少しているという状況でありますけれども、この5月も引き続き気を抜くことなく、対策を継続していきたいと思っております。
再三申し上げてきておりますけれども、救助活動が非常に困難な期間でありますので登山されようということについてはこの緊急事態宣言発令中においては、ぜひ思いとどまっていただきますようお願いをしたいと思います。
加えてもう1点だけお話をさせていただきたいと思います。
産業面経済面の対応についてということでございます。今緊急事態宣言発令中でこれから経済界産業界の皆様と一緒になって、当面の産業に対する支援策、それからもう少し中期的に観光も含めた産業の再生策再生策について検討を行う、新型コロナ対策産業支援再生本部について開催をしていきたいと思っております。構成メンバーは経済団体、いわゆる経済4団体、それから金融機関、労働団体としての連合長野、さらには市長会町村会、財務事務所、経済産業局、長野労働局、そして我々長野県庁で対応していきたいと思ってます。1回目の対応を5月13日水曜日の午後開催をいたしたいと考えています。
今県内経済が危機的な状況になっておりますので、まずこの新型コロナへの対応とそれから今の危機的な状況をどう捉えて我々行政が、あるいは金融機関と連携してどのような支援策を更に行っていけるか、早急に検討を深めていきたいと思ってます。
またその前段として、私の各事業者の皆様がたの実情を把握をさせていただきたいとに思っておりますので、今後旅館ホテル組合、飲食関係団体、福祉、高齢者、障害者施設といた新型コロナウイルス のリスクと向き合いながら頑張って取り組んでいただいている事業者の皆様方とも意見交換させていただいて、問題意識を共有しながらこの新型コロナウイルス対策を進め、乗り切っていきたいと思っています。
(書き起こし協力 / 長野大学 ノートテイクサークルこだま)