トランプ氏、マドゥロ氏に退陣促す 押収石油は「売却か保持」

ベネズエラのマドゥロ大統領。12月10日、ベネズエラのカラカスで撮影。REUTERS/Leonardo Fernandez Viloria

[フロリダ州パームビーチ 22日 ロイター] – トランプ米大統領は22日、ベネズエラのマドゥロ大統領は退陣することが賢明であり、米国はここ数週間でベネズエラ沖で押収した制裁対象の石油を保持あるいは売却できると述べた。

米国はベネズエラ周辺に空母打撃群などを派遣し、米国への麻薬密輸に関与していると見なす船舶を数十回にわたり攻撃、少なくとも100人の死者が出ている。トランプ氏は先週ベネズエラに出入りする制裁対象の全石油タンカーに対する全面的な封鎖を命じ、数隻のタンカーを拿捕(だほ)している。 もっと見る もっと見る

トランプ氏は記者団にマドゥロ氏を退陣させることが目的なのかと問われると、「おそらくそうだろう。どうするかは彼次第だ。退陣が賢明だと思う」と回答。「彼は米国の友人ではない。非常に悪い。コカインを作り、米国に送り込んでいるのだから」と述べた。

トランプ氏は拿捕したタンカーから押収した石油について問われると、「売るかもしれないし、取っておくかもしれない」とし、戦略的備蓄の補充に使うかもしれないと語った。

一方、マドゥロ氏はトランプ氏の発言に直接言及せず、先月行われた両首脳の最初の電話会談に触れ、「もし再びトランプ氏と話すことがあれば、各国は自国の内政に注意を払うべきだと伝えるつもりだ」と述べた。

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