ネクスペリア中国法人、ウエハーを国内調達に切り替え

中国広東省のネクスペリア工場 11月撮影 REUTERS/Maxim Shemetov

[19日 ロイター] – オランダに本拠を置く半導体大手ネクスペリアの中国法人が、主要製品の2026年生産分を全てカバーするシリコンウエハーの供給を中国国内企業から確保したことが、内部文書で明らかになった。

経営権を巡る対立を受け、オランダの親会社が原材料の供給を停止したことに対応した。

今回の措置により、2カ月前に欧州経営陣からの独立を宣言した中国法人は、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)の製造を継続できる見通しとなった。IGBTは電気自動車(EV)や産業機器の電流を制御するパワー半導体の一種。

ロイターが確認した販売代理店向けの書簡によると、ネクスペリア中国法人は、IGBT製品用のウエハー生産能力を26年分まで国内サプライヤーから確保した。

この動きは、中国法人とオランダ親会社のサプライチェーンの分離がさらに進んだことを示しており、将来的な完全分裂につながる可能性がある。

ネクスペリア側はロイターに対し、中国子会社とは連絡を取っていないと述べた。

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