南海トラフ地震と北海道・三陸沖後発地震の関連は?青森で震度6強 静岡県内も揺れ観測 津波工学の専門家に聞く
青森県で震度6 強を観測した地震でも揺れを観測しています。スタジオにはゲストをお招きしています。都派大学副学長で津波工学が専門の安倍伊教授です。よろしくお願いいたします。 [音楽] よろしくお願いいたします。 今回の地震は深夜に発生しました。今朝になって被害の前用が見えてきています。 [音楽] 昨日午後11時15分頃、青森県東方 沖置きで発生した地震では青森県八の兵士 で震度6強を観測しました。 気象庁は一時北海道から福島県の沿岸に 津波警報や津波注意法を発表しましたが、 今朝までに解除されました。 被災地では道路が官没した現場も ちょっと見たことない光景だったんで、え、何が起きたかちょっとサらん状態でどうしたらいいか悩んでるとこですね。 [音楽] 午後4時時点でJN の集では青森北海道岩手合わせて 50人が怪我をしています。 この地震で県内では五殿橋市や富士市、 静岡市、清水区などで震度2、県内の広い 範囲で震度1を観測しました。県による と被害は確認されていないということです が、この機会に南海トラフ身への備えを 確認してほしいと呼びかけます。 え、南海トラフ地自身はいつ起きるか分かりませんので、え、日頃から、え、しっかりと家庭内の対策をしていただいて、地震が起きた時には、え、しっかりと避難行動ができるように、え、対策ができるようにしておいていただきたいと思います。 県は気象庁などから発表される情報に注意して欲しいとしています。 はい。安倍先生、まずは今回の地震のメカニズムを教えてください。 はい。 えっと、今ですね、画面の方にあの、出させていただいておりますけども、えっと、プレートがですね、沈み込んでる場所がですね、千島開光とそれから日本開光という風な場所になります。 で、そこでですね、そのプレートが沈み込んでるプレートに対してその上の陸画のプレートがですね、大きく跳ね上がって地震を起こす可能性があるっていう風に言われておりまして、それがですね、そちらにある想定源域と言われてるものになります。 はい。で、その想定域の中でマグニチュド 7.5 の地震がですね、発生したっていうのが今回の地震になります。 うん。 巨大地震の想定震源域で起きた地震だったというところが 1 つポイントだと思うんですが、過去にもここ地震が頻エリアなんですよね。 はい。あの、まさにですね、 2011 年東日本大震災の時にですね、そのマグネシ度 [音楽] 9の地震が起きる2 日前にですね、その少し離れたところでマグネード 7.3の地震が起きてます。 で、同じようなことが1963 年のですね、エトロ島の南頭期地震でも起きてますので、同じようなことがひょっとしたらですね、あるかもしれないということで、今回その情報が出されたという風な形になりかと思います。 はい。まだ緊張感は続きますけれども、 今回気象庁から新しい情報が発表されました。 どのような情報なんでしょうか? 日本列島の太平洋の海底には関東の暴走 置きから東北の三沖きを経てさらに鍛え エトロフの東方置きへとつがるプレートの 沈み込み隊日本開光と千島開光があります 。 過去にはその周辺で津波を伴う巨大地震が 繰り返しを着てきました。 そしてその1つが2011年東日本大震災 を引き起こした東北地方太平洋地震です。 この時も起きていたように巨大地震に 先立ち、一回り小さい地震が稀れに発生 することがあり、それを全兆と捉えて 備えようというのが北海道三陸高地自震 注意情報なのです。 [音楽] のは地震への備えの再確認の他、非常 持ち出し品の常時携帯など特別な対応です 。 期間は1週間で対象エリアは7道の太平洋 沿岸合わせて182の市町村です。 では備えるべき巨大地震とはどのような ものなのでしょうか? [音楽] 日本開光地震が発生した場合、青森県の 太平洋沿岸などで震度6強の揺れが、また 岩手県宮市で最大30mの津波が想定され ています。 また地島開光地震の場合も北海道のア消 付近で震度7良の揺れや大津波が想定され ています。 国の資産によると最悪の場合全国における 死者の数はおよそ19万9000人に登る 一方で大半が津波による被害のため事前の 備え迅速な避難によって犠牲者は8割 減らせるとされています。 発地震の注意を促す情報を発表する基準を満たしましたことから長は本日丸 2 時に北海道参機高発震注意情報を発表いたしました。 避難避難経路の確認など日頃からの地震へ の備えの再確認。それからすぐに逃げ られる体制の維持、非常用持ち出しの常時 形態などのこの1週間の間の特別な備えを 行った上で社会経済活動の継続をお願い できればという風に思っております。 はい。対象地域ではさらに規模の大きい 地震が起きるかもしれない。ただ静岡は その対象エリアに含まれていないという 状態です。 県民はどう受け止めたらいいでしょうか? はい。あの、ひょっとするとですね、今回 の地震をきっかけにさらにもう少し規模の 大きなマグニチド8ぐらいのですね、地震 が起こす可能性もあるんですが、えっと、 マグニチド8の地震がですね、起きたとし てもですね、静岡県はそんなに大きく揺れ ませんし、えっと、それでですね、津波が ですね、もしかすると起きるかもしれない んですけども、津波が起きた時もですね、 しっかりとですね、津波注意であるとか そういった情報が出るかと思いますので、 慌てずにですね、そういった出される情報 に従ってしっかりと対応していただければ なという風に思っます。 はい。 離れた地域ではありますけれども、南海トラフ地自身との関連というのはどういう風に考えたらいいでしょうか? はい。あの、南海トラフ自地自身とですね、今回の地震はですね、全くそのプレートがですね、違う場所で起きてますので、お互いが直接関係し合うことはないだろうという風に思います。 はい。ただ南海トラフ自地震と聞くと南海トラフ地自身臨時情報というものもありますよね。 今までに2 回出されたことがありまして、去年 8 月宮崎県置きの旧ガ田で起きた地震ではこの臨時情報の巨大地震注意というものが出されました。今回の高発地自身注意情報とちょっとこれ似ているんですよね。 はい。そうですね。 あの、南海トラフ自地自身の臨時情報もですね、今回の地震もですね、想定巨大地震が想定されてる新源域の中で起きた度 7 以上の地震によって同じように巨大地震注意という風な呼びかけが発表されたという風なことになります。 はい。では発生確率で言うとどれくらい変わるんでしょうか? はい。えっと、そちらにありますけども、まあ 10倍になったと、ま、1000回1 回だったものが100回に1 回になったという風なことになるかなという風に思います。 はい。ですから平常時よりは高くなって いるけれども決して高すぎる値ではない 冷静に対応することが求められます。
「見たことがない光景」
青森県で震度6強を観測した地震があり、静岡県内でも揺れを観測しました。聞きなれない「北海道・三陸沖後発地震注意情報」も発表される中、静岡県で今後注意する点、そして南海トラフ地震の対策に生かすべきポイントについて、常葉大学副学長で津波工学が専門の阿部郁男教授に聞きました。今回の地震は深夜に発生。9日朝になって被害の全容が見えてきました。
12月8日午後11時15分頃、青森県東方沖で発生した地震では青森県八戸市で震度6強を観測しました。気象庁は一時、北海道から福島県の沿岸に津波警報や津波注意報を発表しましたが、9日朝までに解除されました。
被災地では道路が陥没した現場も確認
<現場近くで店を構える人>
「見たことがない光景だった。何が起きたのか錯乱状態だった。どうしたらいいか悩んでいるところ」
JNNの集計では青森・北海道・岩手あわせて50人がけがをしています(午後5時点)。この地震で県内では御殿場市や富士市、静岡市清水区などで震度2、県内の広い範囲で震度1を観測しました。
県によると静岡県内での被害は確認されていないということですが、この機会に南海トラフ地震への備えを確認してほしいと呼びかけます。
<静岡県危機管理部 油井里美危機報道官>
「南海トラフ地震はいつ起こるか分かりませんので、日頃からしっかり家庭内の対策をしていただいて、地震が起きた時にしっかり避難行動ができるように、対策ができるようにしていただきたい」
県は気象庁などから発表される情報に注意してほしいとしています。今回の地震はどういったメカニズムで発生したのか。専門家に聞きました。
12月8日に発生した地震のメカニズムとは
<阿部郁男教授>
「プレートが沈み込んでいる場所が、千島海溝と日本海溝という場所になります。そこで、沈み込んでいるプレートに対して、上の陸側のプレートが大きく跳ね上がって地震を起こす可能性があると言われていて、そこが『想定震源域』と言われているものです。その想定震源域の中でマグニチュード7.5の地震が発生したというのが、今回の地震になります」
<滝澤キャスター>
「巨大地震の想定震源域で起きた地震だったというところが一つポイントだと思うんですが、過去にもここは地震が頻発しているエリアなんですよね」
<阿部郁男教授>
「まさに2011年、東日本大震災のときにマグニチュード9の地震が起きる2日前に、その少し離れたところでマグニチュード7.3の地震が起きています。同じようなことが1963年の択捉島南東沖地震でも起きていますので、同じようなことがひょっとしたらあるかもしれないということで、今回、その情報(北海道・三陸沖後発地震注意情報)が出されたという形になるかと思います」
緊張感は続きますが、今回気象庁から新しい情報が発表されました。静岡県では危機なじみはないかもしれません。いったい何を伝える情報なのでしょうか。
「北海道・三陸沖後発地震注意情報」とは
日本列島の太平洋沖の海底には関東の房総沖から東北の三陸沖を経て、さらに北へ択捉島の東方沖へとつながるプレートの沈み込み帯、日本海溝と千島海溝があります。
過去にはその周辺で津波を伴う巨大地震が繰り返して起きてきました。そしてその1つが2011年東日本大震災を引き起こした東北地方太平洋沖地震です。この時も起きていたように、巨大地震に先立ち、一回り小さい地震がまれに発生することがあり、それを前兆と捉えて、備えようというのが北海道三陸沖後発地震注意情報なのです。
備えるべき巨大地震とは?
求められるのは地震への備えの再確認の他、非常持ち出し品の常時携帯など特別な対応です。期間は1週間で対象エリアは7道県の太平洋沿岸合わせて182の市町村です。では、備えるべき巨大地震とはどのようなものなのでしょうか?
日本海溝地震が発生した場合、青森県の太平洋沿岸などで震度6強の揺れが、また岩手県宮古市で最大30メートルの津波が想定されています。
また、千島海溝地震の場合も北海道の厚岸町付近で震度7の揺れや大津波が想定されています。
国の試算によると最悪の場合、全国における死者の数は約19万9000人に上る一方で、大半が津波による被害のため、事前の備え、迅速な避難によって犠牲者は8割減らせるとされています。
<気象庁 担当者>
「後発地震への注意を促す情報を発信する基準を満たしましたことから気象庁は本日2時に北海道・三陸沖後発地震注意情報を発表いたしました」
<内閣府 担当者>
「避難場所・避難経路の確認など日ごろからの地震への備えの再確認。すぐに逃げられる体制の維持、非常用持ち出し品などの常時携帯などのこの1週間の間の特別な備えを行った上で社会経済活動の継続をお願いできれば」
初めて発表された注意情報ですが、静岡県はこの発表に伴う防災対応を取るべき地域には入っていません。
北海道・三陸沖後発地震注意情報への対応と南海トラフとの関連は?
<滝澤キャスター>
「対象地域ではさらに規模の大きい地震が起きうるかもしれない。ただ、静岡はその対象エリアに含まれていないという状態です。県民はどう受け止めたらいいでしょうか」
<阿部郁男教授>
「ひょっとすると、今回の地震をきっかけに、さらにもう少し規模の大きなマグニチュード8ぐらいの地震が起こる可能性もあるのですが、マグニチュード8の地震が起きたとしても静岡県はそんなに大きく揺れません。それで津波がもしかすると起きるかもしれないんですけれども、津波が起きた時もしっかりと津波注意報であるとか、そういった情報が出るかと思いますので、慌てずにそういった出される情報に従ってしっかりと対応していただければなというふうに思っています」
南海トラフ地震との関連は?
<井手キャスター>
「離れた地域ではありますけれども、南海トラフ地震との関連というのは、どういうふうに考えたらいいでしょうか」
<阿部郁男教授>
「南海トラフ地震と今回の地震は、全くそのプレートが違う場所で起きていますので、お互いが直接関係し合うことはないだろうというふうに思います」
<滝澤キャスター>
「はい。ただ南海トラフ地震と聞くと、『南海トラフ地震臨時情報』というものもありますよね。今までに2回出されたことがあり、2024年8月、宮崎県沖の日向灘で起きた地震では臨時情報の『巨大地震注意』というものが出されました。今回の後発地震注意情報とちょっとこれ似ているんですよね」
<阿部郁男教授>
「はい、そうですね。南海トラフ地震の臨時情報も12月8日の地震も、想定巨大地震が想定されている震源域の中で起きたマグニチュード7以上の地震によって、同じように『巨大地震注意』というふうな呼びかけが発表されたということになります」
<滝澤キャスター>
「発生確率でいうと、どれくらい変わるんでしょうか」
<阿部郁男教授>
「10倍になったと。1000回に1回だったものが、100回に1回なったというふうなことになるかなと思います」
<滝澤キャスター>
「ですから、平常時よりは高くなっているけれども、決して高すぎる値ではない。冷静に対応することが求められます」
地震はいつ起きてもおかしくないという状況は変わっていません。今一度、家族で話し合う時間を作ることが大切です。
