
2025年11月21日、米ニューヨーク証券取引所(NYSE)のフロアで撮影。REUTERS/Brendan McDermid/File Photo
[8日 ロイター] – 米国株式市場は主要3指数が下落して取引を終えた。S&P総合500種(.SPX), opens new tabの主要セクターのほとんどがマイナスとなった。連邦公開市場委員会(FOMC)を控える中、国債利回りが上昇した。先週発表されたデータで、個人消費支出の伸びが第3・四半期末にかけて鈍化したことを受け、12月の利下げへの期待は強まったが、投資家はここ数年で最も意見が分かれると予想される今回の会合で、今後の政策動向に関する手がかりを待っている。
BMOプライベート・ウェルスのチーフ市場ストラテジスト、キャロル・シュライフ氏は「連邦準備理事会(FRB)の会合が終わるまで、市場が方向性を見出すのは難しいだろう。好調な決算シーズンを終えたばかりで、あと4週間は決算発表がない。市場の注目材料はFRBの動向だけだ」と語った。
CMEのフェドウオッチツールによると、市場が織り込む9─10日開催のFOMCでの25ベーシスポイント(bp)利下げ確率は約89%となっている。
この日は米国債利回りが上昇し、株式相場を圧迫した。
メディア大手パラマウント・スカイダンス(PSKY.O), opens new tabは8日、同業ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)(WBD.O), opens new tabに対し、1084億ドルの敵対的買収案を提示した。WBDを巡っては、動画配信大手ネットフリックス(NFLX.O), opens new tabがテレビ・映画スタジオとストリーミング部門を720億ドルで買収することで合意している。
この提案を受け、WBDの株価は4.4%、パラマウントは9%、それぞれ上昇。一方、ネットフリックスは3.4%下落した。
ネットフリックスはS&P500の通信サービス指数(.SPLRCL), opens new tabを圧迫。同指数は1.8%安で取引を終え、主要11セクターの中で最大の下落率となった。唯一上昇したセクターは情報技術(.SPLRCT), opens new tabで0.9%高。マイクロソフト(MSFT.O), opens new tab、エヌビディア(NVDA.O), opens new tab、ブロードコム(AVGO.O), opens new tabの上昇に支援された。データインフラ企業コンフルエント(CFLT.O), opens new tabは29%急騰。、IBM(IBM.N), opens new tabが同社を110億ドル相当で買収すると発表した。IBMは0.4%高。
電気自動車(EV)大手テスラ(TSLA.O), opens new tabは3%安。モルガン・スタンレーの弱気な見方が嫌気された。
ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を2.04対1の比率で上回った。ナスダックでも1.28対1で値下がり銘柄が多かった。
米取引所の合算出来高は160億2000万株。直近20営業日の平均は175億株。
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