
ガザ北部で11月19日撮影。REUTERS/Mahmoud Issa
[4日 ロイター] – パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスに対抗するパレスチナ武装勢力の指導者が、親族の争いを仲裁中に死亡した。武装勢力が4日発表した。ハマスに対抗するためガザ地区の諸部族を支援してきたイスラエルの取り組みに打撃となる可能性がある。
死亡したのはガザ南部ラファを拠点とするベドウィン族のリーダー、ヤセル・アブ・シャバブ氏で、同氏が率いる人民軍は小規模な反ハマス勢力の中で最も知名度が高かった。ハマスは同氏をイスラエルの「協力者」とみなし、戦闘員に対して拘束または殺害を命じていた。
人民軍は声明で、シャバブ氏は親族間の争いに介入した際に銃撃を受けて死亡したと説明した。ハマスが殺害に関与したとする報道は「誤解を招くものだ」として否定した。
ガザ地区では各地で反ハマス勢力が台頭しているが、パレスチナ人の政治アナリスト、レハム・オウダ氏は、アブ・シャバブ氏の死によって、これらのグループの間で「ハマスに対抗する能力」に対する疑念が強まるとの見方を示した。
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