だるまの生産量日本一の群馬県高崎市で、デザインという付加価値を付けただるまが、企業向けの贈り物として人気を集めています。手がけるのは地元出身の学生起業家です。

年間90万個の張り子ダルマを作る国内一の産地、群馬県高崎市。とある工房を訪ねると、伝統的な赤いダルマのなかに、カラフルでポップなデザインのダルマが並んでいました。4代目の遠藤さんが作っているのは、ある企業に納める特注のダルマです。こちらも会社向けで、デザインは一点物です。

企業ロゴを配置した「カイシャダルマ」がヒット!

このビジネスの仕掛け人は、大学生起業家のconcon 高橋史好社長。地元出身で、遠藤さんとはご近所付き合いの間柄です。2024年夏に始めたサービスが「カイシャダルマ」でした。

コーポレートカラーをベースに企業ロゴを配置するなど、デザインはオーダーメイド。デザイナーが企業の要望を汲んで、図面に落とし込みます。製造は遠藤さんの工房に委託。開始1年で、数千個を売り上げるヒットを飛ばしています。

ビジネスのきっかけは、偶然からでした。

高橋さんが展開するアクセサリーブランドのポップアップストアの飾りつけにと、ダルマを遠藤さんに発注。すると「このダルマを購入したい」という外国人客の声が数多く寄せられたのです。飾り付けたダルマも、売ることにしました。

高橋さん:
「私はこの町で生まれ育ったので、ダルマは普通のものでした。原宿でダルマを置いたところの反応を見て、世の中でこんなにまたクールなものとして評価されるのかと、新鮮でした」

松本商店 遠藤正樹社長:
「ちょっと変わったものも作ろうかな、という気持ちはあったんですが、なかなか踏ん切りがつかないというか。行動が早い。あと目の付けどころが違うんだと思うんですね」

1個約5万円、強気な価格設定でも売れるワケ

ダルマはもともと、商売繁盛や成功を願う縁起物。インバウンド向けに商品を展開する一方、高橋さんは法人市場に目を付けました。カイシャダルマの価格は、小さいキャベツサイズのものでも1個4万9500円と、伝統的なダルマの約10倍です。

強気の価格設定にもかかわらず、なぜ売れるのでしょうか。

自分の会社用に購入したというベンチャーキャピタルの共同代表。贈り物にも利用するといいます。

mint 小暮圭祐共同代表:
「胡蝶蘭などと比較すると同じぐらいの金額ではあるので、そんなに高いとは思ってないですよね」

若者向けアパレルブランド「9090(ナインティ・ナインティ)」は、中国でプレゼントとして配布したり、鈴鹿サーキットではレースチームのヘルメットをモチーフにしたダルマを並べてイベントを演出したり。ダルマの活用シーンを広げています。

高橋さん:
「世界中の誰しもが知るようなブランドさん、IPさんとのコラボを加速させて、日本から世界の誰しもが知るブランドを作っていきたいなと思います」

松本商店 遠藤社長:
「ダルマを分かっているじゃないですか、地元で。それでいろいろ発信してくれて。業界全体がうるおっていけばいいなと思います」

日本経済新聞社 記者:
「高橋さんはダルマの産地・高崎で生まれ育ち、東京での経験を経てダルマの価値を再発見しました。ダルマを用いた新しいビジネスの世界への飛躍に期待が集まっています」

※高橋さんの「高」は「はしごだか」

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