ガソリン価格を左右する「OPECプラス」はどう動く?(吉田 哲)【楽天証券 トウシル】

今回はガソリン価格を左右するOPECの 同行について考えていきます。11月の 30日にOPECプラスは重要な介合を 行いました。その介合の中身を確認をして その影響が原油相場にどのように及んで いくのかということを考えていきます。 動画で詳しく述べています。どうぞ最後 までご覧ください。よろしくお願いします 。 こんにちは。 楽天証券経済研究所の吉田里と申します。 どうぞよろしくお願いします。今回は ガソリン価格を左右するOPECPlus はどう動くと題してお話をいたします。 こちらをご覧ください。 まずはさらなる高値を望む使用油と書き ました。こちらなんですけれども、ドイ 原油、日本を含むアジアに非常に影響が 大きい土原油の価格水を見ています。国際 的な原油の指標の1つです。この水準感な んですが、今ここです。60ドル台、 60ドルの半ばぐらいですね。かつて 1990 年代につけていた水準に比べると大体3倍 くらい3倍以上なんですね。え、そして リーマンショックの後ですとかコロナ ショックの後の水準に比べても1.5倍 以上ということで、今の水準は長い時間軸 で見ていくと高いんです。確かに ウクライナ戦争の勃発の時の水準や リーマンショック直前の水準に比べれば 安いかもしれませんが長期で見ていくと今 は高いと言わざるを得ません。え、そして 1つ加えてなんですけれども2010年頃 以降底上げが起きているということですね 。これは以前の動画レポート等で申し上げ ているんですが、原油だけではなくて輸入 LNG、液化天然ガスですとか、例えば プラチナやゴールドやコーヒーや砂糖、 トウモロコシ、小麦といったコモディティ 、国際商品全般がですね、このような 底上げが起きているんですね。原油もまた その1つであるということです。世界の 大きな潮流の中で起きている変化が原油に も起きているということですね。この83 という水準をあえて書いてみました。少し 今はそこに比べると安いんですが、安いと いうことはどういうことかと言いますと、 世界で屈の原油を生産している国、山有国 の1つであるサウジアラビアです。の サウジアラビアの財政収支が均衡する際の 原油価格、つまりこの原油価格であれば サウジアラビアの財政収支はプラスになり ますよと均衡しますよということを述べて いるんですね。つまり財政収支衡に必要な 原油の水準感なんです。この水準感で言い ますと近年はなんと80ドルを上回って いるんですね。今の水準ですとサウジの 財政は均衡しないということが分かるわけ であります。もっと高い水準を望んでいる ということがこの図も分かると思います。 そもそも長期視点で高いんですが、なお 高い水準を彼らが目指している、望んで いるという節があると言えます。え、では 次なんですけれども11月30日に大きな 解合がありました。原油を生産している 山国における介合ですね。その介合の中で 各原産いくつか原産の種類があるんですが 、その原産の種類の方針を維持しました。 こちらをご覧いただきますと、まずはです ね、え、OPECプの組織について確認を していくんですが、原油生産シェアは、え 、ここに書いてあるんですが、OPECプ 23の国で全体的に約59%、60%弱を OPECプで占めています。そのOPEC Plusなんですが、厳密には原産を実施 をしている協力宣言、DOCという宣言の ハ下にある国が19あって、それ以外の 協力検証COCのハ下にある国が4つと これ分れているんですね。ですので協力 宣言の配下にある国々において強調原産と いうベースの原算が行われているんだと。 え、加えてこの強調原産を行っている国の 中にですね、自主原産を行っている国が あります。これが合計コの巣。主には8つ なんですが、全般的にはここあって、特に 注目されている8つの国があります。その 国々の原油生産者は約42%ということで 自主減産を行っている国々においては、ま 、世界全体の4割の生産調整を行っている んだと、ま、このような認識になるわけで あります。で、その介合の件なんです けれども3つありました。少なくとも3つ という言い方なんですけれども、OPEC 非OPECの閣僚会議。これは半年に1回 ですね。え、臨時開催もありえますが半年 に1回ですと。で、次は来年の6月です。 この会合の概要はOPECプ全体の意思 決定を行っています。最高意思決定期間と 言えます。今回については再確認、再確認 、再確認ということで新しい決定は ほとんどなかったと言えます。1つ目の再 確認は強調原算ベースになっている強調 原算を2026年の年末まで継続すること を再確認したということですね。元々これ は昨年のこのタイミングの開合で 2026年の年末まで続けるということを 決定していたんですが、そのことを今回も 再確認したということですね。そして 2027年の強調原算の基準となる数量の 設定に向けた仕組み導入に関して再確認と いうことですね。これも以前から言われて いました。2027年の強調原産の基準を 決めていこうという話が今まさに進行して いるんですね。加えてCOCですね。協力 検証の枠組や目的を再確認ということです 。イラン、リビア、ベネズエ、ブラジルの 4つがこのCOCに入っているんですが、 その枠組と目的を再確認するということ ですね。ま、これらが行われました。え、 加えて共同閣僚関心委員会JMMCですね 。え、これは2月に1回行われているん ですけども、今回も行われたということ ですね。次回は来年の1月の下旬か2月の 上旬です。Opecの中の資料国が参加 する監視分析をする委員会でここですね。 閣僚会議に対して会合の開催や強調原産の 規模感や時期を勧告する役割をになってい ます。え、加えて自主原産を行っている8 つの国の介合ですね。これも行われました 。これは次回は1月の4日ですね。自主 原産の縮小が完了するまでなんですが、 今行っている自主原産の縮小という名前の 増産なんですが、これを2026年の1月 3月、これを停止すると11月の初めに 決めていたんですが、そのことを再確認し たということですね。ま、というように 全体的には再確認の項目がほとんどであっ て新しいことはなかったということなわけ ですね。強調原算を続けます。自主原産の 一時停止をします。ま、これらを確認した ということで全般的にメディア等ではです ね、生産体制を維持という言葉でまとめ られています。では次なんですが、この 減産をしながら増産をするOPEC+に ついて確認をしていきます。自主原産の 縮小という名前の増産ということを述べ ました。縮小は増産なんですということ ですね。その自主原産以外にも強調原産と いうものが存在します。それを素で説明を します。これはOPECプの原産に参加を している国ですね。いわゆる協力宣言と いうものの配下にある国々における生産量 と強調原産における 上限ですね。この上限の元になっている 基準というものがあります。この3つを見 てみますけれども、2026年の年末まで 強調原算を続けますということで、この 基準を元に200万バレル減らしますと、 その時の上限がここですと。ですのでこの 水準を、この上限を上回ってはいけません というのが強調原産の基本です。これが ベースになっている原産です。これに加え てなんですが 8つの国において自主産を行っています。 その自主産を含んだ生産同向がこれです。 確かに2023年の5月に始まった自主 原産の影響を受けて生産が大きく減りまし た。最近増えていますのがこの部分がです ね、自主原産の縮小という名前の増産です 。自主原産を縮小するという意味ですね。 ま、これがありますので、全体的には強調 原産と自主減産が行われていて、強調原産 は2026年の年末まで続くことが、え、 確定していますし、自主原産については今 まさに縮小の段階にあるということが 分かります。 縮小と言いますのは増産と言い換えること ができますので、原産と増産を今彼らは 同時に行っているということがわかります 。 さらに詳しく述べていきますと、自主原産 を行っている8つの国の同行なんですが、 強調原産における8つの国の生産量の上限 がここです。つまりこの8つの国において この上限を上回った生産は行わないという ことをですね、加えて自主減産を行ってい ます。この自主減産における上限もちろん あるんですが、その推移がこれです。 166万バレルの自算決定、220万 バレルの自算決定ということですね。 そして今回ですね、8月に終わったこの 220万バレルの原産、その自主減算が 終わったので生産が増えたということです ね。この元の水準に戻ったということです 。今度はこの166万バレルの自主産の 縮小を今行っている最中にあって、今の ところは増産を停止しますとこういう決定 になってるわけですね。ま、この動きを 行っていますので、やはり、え、原算を 行いつつ部分的な増産を行っているんだと いうことが分かるわけであります。時間軸 を述べていきますと、強調原産はベースに なっている長い時間軸の材料。そして自主 原産の縮小と言いますのはこれ限度があり ますし期限も概ね決まっていると考えられ ますので比較的短い時間軸の材料という ことですね。なので強調原産の継続は原因 相場に対して比較的長い時間軸の上昇圧力 をかける存在であると言えます。そして 自主原産の縮小という名前の増産ですが、 これは比較的短い時間軸ですので、短い 時間軸の下落圧力と言えるわけであります 。ま、これが今同時進行しているんですね 。 で、サウジアラビアなんですが、非常に今 微妙な立ち位置にあります。ダブル フェイスと書きましたけれども、 ここにありますね。え、自主減産を行って いる8つの国の原産準を計算してみました 。これは自主原産が始まった5月から最近 までの平均を見ています。原算準率につい ては本来削減するべき数量と実際に削減し た数量を比べています。100%ですと 原産準です。それを上回っていけば上回る ほど多くより多く減算をしたことが分かり ます。で、この図の通りにですね、え、 サウジアラビアについては平均的に 142%、ま、高いですね、ま、比較的 高い原産純率を誇っています。最大を見て いっても本当に頑張ってですね、え、減産 をしたことがあったということが分かり ます。対象で言いますと100を割って いるんですけども、全般的には守っている ということで、守っている国に分類する ことができます。え、加えてクエトや ロシアやオマンやアルジェリアといった 国々も比較的原産遵守をしている国と分離 することができます。ですが一方で原産を 守っていない国があります。それはイラク とUAEとカフスタンです。これらの国々 においては最大でこそ100%を上回って いるものの全体的には守っていないという 状況なんですね。つまり意見が割れている ということをですね。この意見の割と言い ますのがこちらの通りの山国の顔ですね。 サウジアビアが持っている西側の顔と山国 の顔。え、2つの顔のうち1つの方ですね 。え、山国の顔。この顔の状況が崩れ始め ているんではないかと。つまりOPECプ のリーダーとして影響力を維持したいと 思っているサウジアラビアがいるわけです が、意見が割れている原産を守っていない 国があるということはリーダーとしての 影響力が低下しつつあるということが 分かるわけであります。この山国の顔、 ここをですね、え、サウジアラビアは何と しても守っていきたいと思っている節が あると思います。この顔を守る、維持する ということは原油相場を上げる方向に 向かわせなくてはいけません。つまり強調 原産を維持をするなんとかして原産を守っ て受給を引き締めて原因価格を支えるとま 、こういったですねことを強めていく方向 に今サウジアラビアは向いているんだと いうことをですね、考えていく必要がある と思います。 で、その強調原産なんですけれども、今後 も私は続くと考えています。サウジ アラビアが山国の顔に重きを置いているの で強調原産を続けて原因相場を支えると いうことですね。その支えがやはり効いて いるので価格が下がっても反発する下がっ ても反発するということを今繰り返してい ます。今のところ 短期視点で言いますと60ドルを割れると 反発をするということですね。少し長い 時間軸で見ていきますと80を挟んだプラ 15あるいはプラマ-20という大きな レンジのまさに今加減付近にいるんですね 。この加減付近に来ますと強調原産の影響 が出て変われるということ加えて完税戦争 の緩和ですとか、え、アメリカ需要が増え ていく在庫が備蓄が乏しい利下げの期待 中東ウクライナ情勢が悪化とま、こういっ た様々な材料もありますので下がると反発 をするということが今起きてるわけですね 。これに加えて強調原産継続という強い 長い時間長い時間軸の上昇圧力がかかって きていると言えると思います。今後につき ましてもOPECプPlusは2026年 まで強調原算を続けるということを決めて います。え、加えて来年の6月の会合で 2027年の強の延長を決定する可能性も あると見ています。そうなりますと、 やはり全般的に長期視点の高値維持という ものが今後も長い時間軸において続く可能 性があると言えると思います。最後に関連 する商品をご紹介しますと、こちらの通り ですね、エネルギー関連なんですが、国内 の株式、国内のETF、ETN、米国株式 、海外のETF、投資信託海外先物CFD 様々あります。用途に応じてご注目 いただければ幸いです。では今回は ガソリン価格を左右するOPECPlus はどう動くと題してお話をさせていただき ました。また次回もどうぞよろしくお願い します。

※こちらの動画は2025年12月2日(火)に収録しております。

👇トウシルの記事はこちら
ガソリン価格を左右する「OPECプラス」はどう動く?
https://media.rakuten-sec.net/articles/-/50827

🕒タイムスケジュール
00:00 オープニング
00:53 さらなる高値を望む主要産油国
03:59 重要な会合で各減産の方針を維持した
08:52 減産をしながら増産をするOPECプラス
12:54 サウジの「ダブルフェイス」は限界か?
15:49 協調減産継続で原油の長期高止まり続く
17:45 [参考]エネルギー関連の投資商品(例)

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