トランプ米大統領はベネズエラなどの麻薬組織を標的に、近く地上攻撃に踏み切る意向を示唆した。米国防総省はカリブ海と東太平洋で「麻薬密輸船」を攻撃している。
トランプ氏は2日、ホワイトハウスで「近く地上でも攻撃を始めるつもりだ。地上攻撃の方がずっと容易であり、われわれは彼らのルートを把握している」と発言。地上攻撃の開始は「かなり近い」と続けた。
同氏はまた、米国の違法薬物を持ち込もうとするあらゆる国が標的になり得るとして、コロンビアとベネズエラの両国に言及した。
トランプ氏はかねて、麻薬密売組織が国内の麻薬性鎮痛薬(オピオイド)危機を引き起こしたと主張し、米軍による攻撃を拡大したい考えを明らかにしている。オピオイドまん延では米国で多数が死亡した。
同氏はこうしたコメントを繰り返しており、ベネズエラのマドゥロ大統領に対しても多面的に圧力をかけているため、同国との緊張が軍事紛争に発展する可能性が懸念されている。
地上攻撃に関するトランプ氏の発言はこの数カ月で増えている。10月には「次は地上だ」と述べており、11月中旬にはベネズエラとコロンビア、メキシコで継続している軍事作戦を拡大することを「誇りに思う」と話した。
原題:Trump Said US Will ‘Soon’ Do Land Strikes on Drug Traffickers(抜粋)
