
写真はロシアのプーチン大統領。2025年11月27日、キルギスのビシュケクで撮影の提供写真。Sputnik/Alexander Kazakov/Pool via REUTERS
[ビシュケク 27日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領は27日、米国とウクライナが協議した和平案の概要は紛争終結に向けた基盤となる可能性があるとしつつも、そうでなければロシアは戦闘を続けると言明した。
米国は先週、28項目のウクライナ和平案を公表。関係筋によると、同案はロシアが作成した文書を基にしていたという。その後、米国とウクライナ高官らはジュネーブで行った協議で、当初案の28項目のうち9項目を削除するなど、修正を加えた。
プーチン大統領は、和平案が「総じて、将来の合意の基礎になり得ることに同意する」と述べた。修正された和平案を受け取ったと明らかにした上で「米国がロシアの立場を考慮していると理解している」としつつも、なお議論を必要とする点があると強調した。
また、ロシアが攻撃をしないという誓約を欧州が望めば、ロシアにはそうする用意があるが、ロシアが欧州を攻撃するという主張は「全くのナンセンス」と述べた。
ロシアは戦闘を停止すべきと告げられているものの、「ウクライナ軍は支配地域から撤退しなければならない。そうすれば戦闘は終結する。撤退しなければ、われわれは武力行使によってそれを達成するだけだ」と警告した。ロシア軍がウクライナへの進撃を加速させているとも述べた。
プーチン氏は「最終的にウクライナとの合意に達したいと思っている」としながらも、ウクライナ指導部は「非合法」との見方を改めて示し、協定への署名は「現時点では事実上、法的に不可能だ」と主張した。
米政権のウィットコフ中東担当特使が来週初めにモスクワを訪問する予定とした上で、ウィットコフ氏とロシアのウシャコフ大統領補佐官による電話協議の通話記録が漏えいしたことに触れ、和平交渉でウィットコフ氏がロシア寄りとする見方を「ばかげている」として退けた。
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