
11月27日、寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比309円72銭高の4万9868円79銭と続伸してスタートした。写真は1月、東京証券取引所で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
[東京 26日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は、前営業日比899円55銭高の4万9559円07銭と続伸して取引を終えた。米国市場で早期利下げへの思惑が高まり株高となったことが投資家心理を支援した。日経平均への寄与度の高いハイテク株の一角に買いが入って指数を押し上げ、上昇幅は一時1000円を超えた。
日経平均は352円高で始まった後も徐々に上げ幅を拡大し、後場入り後に一時1090円高の4万9749円に上昇した。米国の弱い経済指標や、次期の米連邦準備理事会(FRB)議長の人選が進む中で次期体制がハト派寄りになるとの思惑から、早期の利下げが意識された。
AI(人工知能)関連株が買われ、アドバンテスト(6857.T), opens new tabやフジクラ(5803.T), opens new tabがしっかりだったほか、前日に大きく売られたソフトバンクグループ(9984.T), opens new tabにも押し目買いが入った。日銀による早期利上げへの思惑から、銀行株もしっかりだった。
市場では12月株高のアノマリーを意識する声が聞かれる。目先では「中間配当の支払いが今週から始まる。再投資に回れば需給面でプラス」(フィリップ証券の増沢丈彦株式部トレーディング・ヘッド)との思惑が聞かれた。
TOPIXは1.96%高の3355.5ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比1.97%高の1727.82ポイントだった。プライム市場の売買代金は6兆1067億6100万円だった。東証33業種では、値上がりは証券や電気・ガス、銀行など32業種、値下がりは海運の1業種だった。
信越化学工業(4063.T), opens new tabやソニーグループ(6758.T), opens new tabが堅調。ファーストリテイリング(9983.T), opens new tabはしっかりだった。一方、イビデン(4062.T), opens new tabやキッコーマン(2801.T), opens new tab、日本製鉄(5401.T), opens new tabは軟調だった。新興株式市場は、東証グロース市場250指数が2.6%高の684.67ポイントと反発した。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1422銘柄(88%)、値下がりは157銘柄(9%)、変わらずは33銘柄(2%)だった。
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