[ブカレスト 25日 ロイター] – ルーマニア国防省は25日未明、ウクライナ国境付近で領空に侵入した無人機(ドローン)を追跡するため、戦闘機を緊急発進したと発表した。ドローンは、ルーマニア国内深くに侵入したという。
モシュテアヌ国防相は、北大西洋条約機構(NATO)加盟国領空に繰り返し侵入した無人機をドローンをの撃墜を試みたが地上への被害の可能性から中止したと指摘。ルーマニアに対するロシアの新たな挑発行為に対処している」と述べた。
その後、ドローンの破片がルーマニア領内で発見されたという。
25日の侵入は、ロシアによるウクライナ侵攻以降で13件目のルーマニア領空への侵入。これまでで最も深い領土内への侵入で、日中に発生したのは初めて。
国防省によると、ルーマニア領空の警備に当たるドイツ空軍のユーロファイター戦闘機2機が緊急発進し、ルーマニア南東部トゥルチャ県上空でドローンを追跡した。ドローンはウクライナ側の領空へ戻った。
その後、東部ガラツィ県上空で2度目の領空侵犯をレーダーが探知したことを受け、ルーマニア軍はF16戦闘機2機を緊急発進させた。ドローンは内陸部のブランチャ県方面へ向かったという。
トゥルチャ、ガラツィ、ブランチャ各県の住民には、避難警告が出されたがその後解除された。
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