Googleは11月20日、Gemini 3 Proをベースに強化された推論や知識により、日本語を含むテキストも正しく描画できるようになった画像生成AI「Nano Banana Pro」を発表した。本日より全世界で利用可能となっている。

 一般ユーザーは、Geminiの「Thinking」モデルを選択するとNano Banana Proを利用できる。一定量の無料割当が提供されるが、その後は元のNano Bananaに戻る。Goolgle AI Plus/Pro/Ultra加入者はより多くの割当が提供される。このほか、Google Ads、Gemini API、Google AI Studio、Google Antigravity、Flowでも展開される。

 Nano Banana Proは、Gemini 3 Proをベースに構築され、最先端の推論技術と実世界の知識を活用し、これまで以上に優れた情報視覚化を実現する画像生成AI。提供されたコンテンツや現実世界の事実に基づいた、文脈豊かなインフォグラフィックや図表など、テーマについてより深く理解するための正確な境域的解説を作成可能。また、レシピの簡単なスナップショット、天気やスポーツなどのリアルタイム情報を視覚化したりできる。

 また、短いキャッチフレーズから複数段落まで、画像内に読みやすいテキストを直接挿入できるのが特徴。モックアップやポスター、テクスチャ、フォント、カリグラフィなどを利用し、より詳細なテキストを作成でき、多言語も対応することで翻訳も可能。

テキストをきれいに生成できる

Nano Banana Pro 🍌が新登場!

Gemini の画像生成が劇的進化:日本語 🇯🇵のテキスト描写、 文化理解、細部の表現、スタイル変換など、クリエイティブ表現がかつてないレベルに。

最高性能の画像生成モデルを、Gemini アプリの「思考モード (thinking)」より今すぐ体験 ✨
無料プランでも 1…pic.twitter.com/Vohjzb8ktt

— Google Japan (@googlejapan)November 20, 2025

 このほか、最大14枚の画像を参照しつつ、最大5人までの人物の一貫性と類似性を維持しながら画像をブレンドしたり、スケッチの製品化、設計図の3D構造物への変換が可能。局所編集機能により、カメラアングルの変更、フォーカスの変更、高度なカラーグレーディング、シーンのライティング変換も実現する。

最大5人の人物の一貫性と類似性を維持しながら画像をブレンド可能

 生成された画像には目に見えない透かし「SynthID」が適用され、AIによって生成されていることを判別できる。また、コンテンツの起源および真正性を検証できるC2PAメタデータが埋め込まれる。