21日の東京株式相場は大幅に反落する見通し。米国市場で人工知能(AI)関連株の過熱感が再度意識された上、前日の日本株が急騰した反動や3連休を控え持ち高整理の売りが優勢になる。

  米エヌビディアやフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が下落に転じ、国内市場でも半導体・AI関連株に売りが広がりそうだ。半面、米景気の不透明感から医薬品や食料品などディフェンシブセクターは底堅く推移する可能性がある。

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米シカゴ先物市場(CME)の日経平均先物(円建て)の清算値は4万8455円と、大阪取引所の通常取引終値(4万9920円)に比べ1465円安米国株は反落-ナスダック総合指数は一時2.6%高まで上昇後、2.2%安で引けた米10年債利回りは4.08%程度と5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下

三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト

ソフトバンクグループやアドバンテスト、東京エレクトロンなどが下げを主導する可能性。エヌビディア決算の好材料は短期間で消化されてしまい、AI相場への警戒感は強いただ、巨額投資が業績向上につながるかとの不安材料で相場が調整するのは健全な動き米政府の経済統計の発表が遅れ、金融政策の見通しや米景気への不透明感が強く、ディフェンシブ株のボラティリティーは相対的に小さくなりそう