米ホームセンター最大手ホーム・デポは18日、通期利益見通しを下方修正した。消費者が住宅関連で大型購入を見送っていると指摘した。

  調整後1株当たり利益について前年比5%減とし、従来から引き下げた。8-10月(第3四半期)の利益と既存店売上高が予想を下回った理由として、住宅市場全体の弱さに加え、暴風雨などの悪天候が少なく屋根材や発電機などの需要が抑制されたと説明した。

  発表を受けて、午前の取引で同社の株価は一時5%下落。年初来では約8%下げており、13%上昇しているS&P500種指数をアンダーパフォームしている。

  政府閉鎖による影響で公式経済データの公表が遅れる中、ホーム・デポの暗い見通しは、個人消費の力強さに対する新たな懸念材料となる。今週はターゲット、ウォルマートなども決算の発表を予定しており、さらなる手がかりが得られそうだ。

  リチャード・マクフェイル最高財務責任者(CFO)は「政策金利と住宅ローン金利が低下するのに伴い、下半期には需要が徐々に勢いを増すと予想していた。しかし現状は、消費者を取り巻く不確実性の継続、および住宅市場への圧力が住宅改装などの需要にとりわけ影響を与えている」とインタビューで述べた。

  8-10月の既存店売上高は0.2%増にとどまり、市場予想の1.36%増に届かなかった。近い将来に大幅な回復の兆候は見られないと同社は話している。

  マクフェイル氏は「需要は安定しているが、回復には至っていない」と指摘。年末商戦に向けて前向きな動きがあるものの、高金利や家計を巡る懸念、雇用不安が消費者に影響しており、住宅市場は全般的に弱いと述べた。

原題:Home Depot Cuts Forecast on Weak Demand for Big-Ticket Items (3)(抜粋)

(株価を更新し、第6段落以降を追加しました。)