18日の欧州株式市場は売り優勢となり、指標のストックス欧州600指数は8月以来の大幅安となった。エヌビディアの決算や米経済指標の発表再開を控え、投資家は高リスク資産を敬遠した。
ストックス欧州600指数は1.7%下落し、4日続落で取引を終えた。
アルミニウムや銅の価格下落に連動し、鉱業株が売られた。このほか自動車や銀行もきつい下げとなった。
構成銘柄の94%が下落し、業種別で上昇したものはなかったが、不動産やパーソナルケア、ヘルスケアは比較的堅調だった。スイスの製薬会社ロシュ・ホールディングは第3相臨床試験で乳がんの治療薬候補が主要な中間評価項目を達成したと発表し、6.8%上昇した。
BNPパリバ・ウェルス・マネジメントのシュテファン・ケンパー氏は、市場が現在、神経質になっていると指摘。このため「近く発表されるエヌビディアの決算はいっそう重要」だと指摘した。「苦い現実を突きつけられるのか、幸せな夢の中にとどまるのか、市場はその究極に直面することになると思う」と述べた。

欧州債券市場では、英国債が軟調だった。19日に発表される英国の消費者物価指数(CPI)に市場の関心は向かっている。
英国債の利回り曲線はスティープ化。30年債利回りが4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して5.39%となった一方、2年債利回りは3.80%で変わらなかった。
イングランド銀行(英中央銀行)のチーフエコノミスト、ヒュー・ピル氏は、英国の物価上昇圧力は総合インフレ率の推計が示すほど強くないと述べつつ、現時点では追加利下げすべきではないと論じた。
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ドイツ2年債利回りは安全資産が買われた流れに乗って2bp低下し、2.03%。人工知能(AI)関聯銘柄の高バリュエーションが懸念される中で、米国株は売られている。
11月18日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)
為替スポット価格前営業日ユーロ/ドル1.15751.1592ドル/円155.70155.26ユーロ/円180.23179.98株終値前営業日比変化率ストックス欧州株600561.86-9.82-1.72%英FT1009,552.30-123.13-1.27%独DAX23,180.53-409.99-1.74%仏CAC407,967.93-151.09-1.86%債券直近利回り前営業日比独国債2年物2.02%-0.02独国債10年物2.71%-0.01英国債10年物4.55%+0.02
原題:European Stocks Fall Most Since August as Global Risk Assets Hit(抜粋)
— 取材協力 Macarena Munoz Montijano
これはブルームバーグ・オートメーションを利用して作成した記事です。
