高市早苗首相が、日本銀行の植田和男総裁と18日午後3時半から会談すると、首相官邸が明らかにした。首相は夏季に縮小した経済のてこ入れ策を検討している。

  これに先立ち、内閣府が17日発表した7-9月の実質国内総生産(GDP)速報値は前期比年率1.8%減、前期比では0.4%減と、6四半期ぶりのマイナス成長を記録。米国の関税に関連して輸出が落ち込み、不動産購入も大幅な減少となった。

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  マイナス成長で、政府が大型の補正予算を組むとの臆測が市場では広がっている。高市氏は力強い経済成長の実現が自身の最優先目標の一つだと繰り返し語っている。

  そこで、高市氏が日本銀行の利上げに対する慎重な姿勢を緩める用意があるのかどうかが注目される。同氏は金融緩和を支持しているが、円安の継続で輸入価格が高止まりし、物価を押し上げている。

  高市氏は物価高に対する有権者の不満などから自民党が衆院選で大敗する前の2024年9月に、「金利を今、上げるのはあほやと思う」と述べていた。自民党は今年7月の参院選でも敗北し、衆参両院で過半数を失った。

  日銀は次回の金融政策判断を12月19日に発表する。ブルームバーグが10月に調査したエコノミストの半数は同会合での金利変更を見込んでおり、1月も含めるとほぼ全員が変更があると予測した。

原題:Japan’s Takaichi to Hold Meeting With BOJ’s Ueda on Tuesday(抜粋)