
写真はハシナ前首相。2024年1月、バングラディシュのダッカで撮影。REUTERS/Mohammad Ponir Hossain
[ダッカ 17日 ロイター] – バングラデシュの裁判所は17日、インドに逃亡中のハシナ前首相に対し、昨年の反政府デモ鎮圧を巡る人道に対する罪で死刑判決を下した。
最高裁判所への上訴は可能だ。
検察側は、2024年7─8月に起きた学生主導のデモを鎮圧するためハシナ氏が殺傷力を行使するよう直接命令した証拠を発見したと主張していた。
国連の報告書によると、デモ期間中に治安部隊の銃撃などにより最大1400人が死亡した可能性があり、さらに数千人が負傷。同国では1971年の独立戦争以来最悪の暴力事例となった。
ハシナ氏は、判決を「偏見があり、政治的動機によるもの」と批判。「証拠を公平に評価し検証できる適切な法廷で告発者たちと対峙することを恐れていない」と述べた。
ノーベル平和賞受賞者であるムハマド・ユヌス氏を首席顧問とするバングラデシュ暫定政権は、「歴史的な判決」と評価した。同国外務省はインドに対し、ハシナ氏と、同じく死刑判決を受けたアサドゥッザマン・カーン・カマル元内相の引き渡しを求めた。インドは判決に留意しており「建設的に関与する」と述べたが、詳細には言及しなかった。
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