【速報】「ありがとう、まいやん」 乃木坂46・白石麻衣さんラストステージ

乃木坂46・白石麻衣(28)の卒業コンサート『NOGIZAKA46 Mai Shiraishi Graduation Concert ~Always beside you~』が28日、無観客生配信で行われた。乃木坂46初の雑誌専属モデル、累積発行部数50万部の大台を突破した「女性にも支持される写真集」の新潮流作るなど、グループのパイオニア的存在であり、絶対的エースとしてグループを牽引した功労者“まいやん”は、序盤から感極まって大粒の涙をこぼし、何度も乃木坂愛を口にして9年間のアイドル人生に終止符を打った。今後は女優業・モデル業を中心に、幅広くタレント活動を行う。

 1月7日に卒業発表してから9ヶ月。本来は5月5・6・7日の東京ドーム3daysをもって卒業予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期となり、5ヶ月越しの卒業日を迎えた。配信メディアの1つ「Rakuten TV」がアクセス集中のため開演時間が30分遅れとなる配信ライブの課題を残しながらも、1曲目は自身初のソロ曲として「オフショアガール」(15thシングル「裸足でSummer」収録曲)で幕を開けた。

 序盤は2012年のデビュー曲「ぐるぐるカーテン」、2ndシングル「おいでシャンプー」、4thシングル「制服のマネキン」など、リリース当時、年少組のフロント・生駒里奈(18年4月卒業)、生田絵梨花、星野みなみの3人を、白石、松村沙友理、橋本奈々未(17年2月卒業)の「乃木坂御三家」が2列目からガッチリ支えた初期の楽曲を連発。星野が「みなみにとって、まいやん(白石)はお姉ちゃんのような、憧れの存在だから寂しい」と涙をこぼすと、白石は「まだ泣かない」と言いつつ、早くももらい泣きした。

 1期生9人で歌った「失いたくないから」でも歌唱中から涙、涙。間奏で生田が「9年間ずっと一緒にいたからすごく寂しいけど、私たちは『行かないで』とは言えなくて。やっとまいやんを見送れるんだといううれしさがあるかな。まいやん、大好きです」と長らく卒業時期が延びていた白石を思いやり、熱い抱擁を交わした。

 9人で手をつなぎ、円になって歌い終えると、白石は「ちょっと待ってくださいね、ティッシュいただいていいですか?」と早くも涙腺崩壊。背中を向けて涙をふいたものの、「30秒だけ待って」とメイク直しのためにステージをはけた。キャプテンの秋元真夏は「けっこう序盤だよ?」とツッコミつつ、自らもティッシュで涙をふくと「この曲はリハーサルからダメだったね」と泣き笑いした。

 同期とのデュエットも見どころの1つ。なかでも、ハイライトとなったのは、生田を赤いピアノの前にエスコートし歌った「きっかけ」。生田の伴奏で目をうるませながらの熱唱となった。白石は「楽譜にね、メッセージが書いてあるんです」と涙のワケを説明。楽譜の隅に「推しメンにしてくれて、ありがとう。まいやんが笑ってくれるのが、何よりの喜びでした。大切な人。ずっと大好き▽」(▽=ハート)と書かれたメッセージが映し出され、「最後の最後に絵梨花の伴奏で歌が歌えるなんてすごく幸せ」と目を真っ赤にすると、生田は「まいやんが推しメンって言ってくれなかったら頑張れなかった場面もいっぱいあった」と感謝した。

 クライマックスは自身がセンターを務め、日本レコード大賞2連覇を飾った「シンクロニシティ」、燃え盛る炎を背に齋藤飛鳥とのWセンターで「インフルエンサー」と続け、「サヨナラの意味」では代わる代わるメンバーを両手に抱きかかえ、「涙が止まらなくなっちゃった」と目元をぬぐった。本編ラストは自身が初めてセンターに起用された、ライブ盛り上がり鉄板曲「ガールズルール」。「お前ら、騒ぐぞー!」と、おなじみのあおりで明るく締めくくった。

 卒業セレモニーでは、白い肌が一層際立つ、純白のロングドレスで登場。ピンスポットを浴びた白石はゆっくりと一言一言かみしめるように、約10分間にわたるロングスピーチを行い、「9年間乃木坂46にいて、すごく楽しかったし、乃木坂46に入ってよかったなって、心からそう思います。今日までたくさんの時間を過ごしてきたけど、やっぱり乃木坂って最高だなって、今日までの9年間で思いました。たくさんの思い出がいっぱいです。約9年間応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました」と涙をこらえながら感謝の想いを伝えた。

 「私が乃木坂46で過ごしたたくさんの日々を詰め込んだ曲になっています」と切り出すと、自身が作詞に初挑戦した卒業ソロ曲「じゃあね。」を熱唱。歌唱中にはドレスの電飾やフロアのLEDがさまざまな色に輝き、光の演出でも魅了した。

 松村からの手紙でもこみ上げる涙をぬぐうと、自身のラストシングルとなった「しあわせの保護色」でフィナーレ。年代ごとの思い出の写真をメンバーとともに見て回ると、会場の外にびっしりと飾られたファンから贈られた無数の花を背に、最後は深々と一礼。笑顔で手を振ってアイドル人生に幕を下ろした。

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