台湾の鴻海精密工業が12日発表した7-9月(第3四半期)の純利益は市場予想を上回った。主要テクノロジー企業による人工知能(AI)関連投資の加速が寄与した。
7-9月の純利益は576億7000万台湾ドル(約2870億円)と、アナリスト予想平均の510億台湾ドルを上回った。先月公表された同四半期の売上高は11%増の2兆600億台湾ドルと、アナリスト予想とおおむね一致していた。
AIサーバーの組み立て需要の高まりを背景に、昨年夏以降、増収率は2桁に達している。10月の月次売上高も前年同月比11.3%増となっていた。
鴻海株は年初来で30%余り上昇しており、米エヌビディアとの緊密な関係が期待を支えている。テック大手はAI技術を巡る競争で優位に立つため、データセンター向けのエヌビディア製ハードウエア確保を急いでいる。
劉揚偉会長は決算説明会で、2026年の事業やAI開発の見通しについて非常に楽観的だと説明。来年はAIが同社にとって最も重要な成長のけん引役になるとの見方を示した。米OpenAIとの提携に関する詳細を来週発表するとした。
鴻海の広報担当者、ジェームズ・ウー氏は同社が米国と日本、台湾でソブリンAIプロジェクトに関わっていることも明らかにした。
原題:Nvidia Partner Hon Hai Reports Solid Earnings on AI Strength、Hon Hai Chair Says Very Positive About Business in 2026 (1)(抜粋)
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