
米上院で9日、連邦政府機関の再開に向けた法案が前進した。写真はナショナル・ギャラリーの前の設置された閉館中のサイン。7日、米ワシントンで撮影(2025年 ロイター/ネイサン・ハワード)
[ワシントン 9日 ロイター] – 米上院で9日、連邦政府機関の再開に向けた法案が前進した。政府閉鎖は40日目に突入し、連邦職員の業務中断や食料支援の遅延、航空交通の混乱を招いている。
手続き上の投票の結果、下院で可決された法案が前進。この法案は来年1月30日までの政府資金を賄う短期的なつなぎ予算と、通年の歳出法案3本を組み合わせるために修正される。修正された法案が上院で最終的に可決されても、成立には依然として下院での可決とトランプ大統領の署名というプロセスを経る必要があり、これには数日かかる可能性があるという。
関係者によると、共和党は党指導部に反発した一部の民主党議員との合意に基づき、与野党対立の争点となってきた医療保険制度改革法(ACA、通称オバマケア)に基づく補助金延長に関する採決を12月に行うことに同意した。
法案を前進させるための採決では、賛成票がフィリバスター(議事妨害)に打ち勝つために最低限必要な60票を確保し、反対は40票だった。
トランプ大統領は採決に先立ち、ホワイトハウスで記者団に「政府機関閉鎖の解消にかなり近づいたようだ」と語った。
この法案は、連邦政府機関が1月30日まで職員を解雇することを禁止するもので、労働組合にとって勝利となった。また、軍関係者、国境警備隊員、航空管制官を含む連邦政府職員全員に未払いの給与が支給される。
関係者によると、共和党との合意は、ニューハンプシャー州選出の2人の民主党議員(マギー・ハッサン議員とジーン・シャヒーン議員)のほか、メイン州選出の無所属アンガス・キング議員が取りまとめた。上院民主党トップのシューマー院内総務は反対票を投じた。
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