
イスラエルが支配するパレスチナ自治区ガザ南部のラファに残るイスラム組織ハマス戦闘員らに対し、武器の引き渡しと引き換えに同地区の他の地域への通行を認めるという提案が行われている。写真は2024年7月、ガザ南部ハンユニスで撮影(2025年 ロイター/Mohammed Salem)
[カイロ 6日 ロイター] – イスラエルが支配するパレスチナ自治区ガザ南部のラファに残るイスラム組織ハマス戦闘員らに対し、武器の引き渡しと引き換えに同地区の他の地域への通行を認めるという提案が行われている。同提案は、イスラエルとハマス間で約1カ月継続している停戦へのリスクとみられる問題を解決するためのものだと、交渉に詳しい情報筋が明らかにした。
情報筋の一人であるエジプト治安当局者によると、エジプトの仲介者はハマスに対し、安全な通行と引き換えに、ラファに残る戦闘員らがエジプト側に武器を引き渡し、そこにあるトンネルの詳細を提供することを提案したという。
トランプ米政権のウィトコフ中東担当特使はフロリダで開催されたビジネス会議で、この提案は約200人の戦闘員を対象としたもので、ガザ全域でのハマスの武装解除に向けた広範なプロセスの試金石になるだろうと指摘。「(ガザ全域で)われわれがしようとしていることが、ラファにいる200人の戦闘員たちから明らかになる可能性がある」と述べた。
2人の情報筋によると、イスラエルとハマスは、仲介者の提案をまだ公式には受け入れていない。3人目の情報筋は、この問題に関する協議が進行中であることを確認した。
イスラエル首相官邸は、コメント要請に直ちに応じなかった。ハマス報道官もコメントを控えている。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

