米アマゾン、本社部門1万4000人の人員削減発表

米アマゾンは28日、本社部門の従業員約35万人のうち約1万4000人を削減すると発表した。フランスのアマゾン配送センターで2022年撮影(2025年 ロイター/Pascal Rossignol/File Photo)

10月28日(ロイター) – 米アマゾン(AMZN.O), opens new tabは28日、本社部門の従業員約35万人のうち約1万4000人を削減すると発表した。来年には追加の削減を行うとみられる。人工知能(AI)への投資が膨らむ中、コスト抑制を図る。ロイターは27日、アマゾンが新型コロナウイルス感染拡大によるパンデミック期の需要急増に伴う過剰雇用を調整するため、28日から本社部門で最大3万人を削減する計画だと報じていた。

アマゾンは計画の一環として複数の部門で削減を開始した。同社は全体的な削減計画について確認していないが、全社向けのメールで追加削減を示唆した。

アマゾンのアンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)は管理職の削減など、官僚的な手続きを減らす取り組みを進めている。また、同氏は6月、生成人工知能(AI)の導入により従業員数が今後数年間で減少するとの見通しを示していた。

従業員らはロイターに対し、28日朝に個人メールアドレスに送られた書簡で削減を通知されたと明かした。従業員によると、対象となった部門はデバイス、広告、プライムビデオ、人事、オペレーション、アレクサ、クラウドサービス「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」など。

全体的な削減計画がどの程度の期間にわたって行われるかは不明だが、人事・テクノロジー担当シニアバイスプレジデント、ベス・ガレッティ氏はメモで、来年にかけて特定の分野で採用を継続する一方、他の部門で人員削減を続けるとした。

同氏はまた、管理職を減らし、AI活用を強化するジャシー氏の取り組みを改めて強調。「現世代のAIはインターネット以来最も変革的な技術で、企業がかつてないほど迅速に革新を起こすことを可能にしている」と述べた。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab