<為替> ドルが小動き。24日発表された9月の米消費者物価指数(CPI)の伸びは市場予想を下回り、連邦準備理事会(FRB)は来週の連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げを実施するとの見通しが維持された。
9月のCPIは前年比3.0%上昇。伸びは前月の2.9%上昇から加速したものの、市場予想の3.1%は下回った。前月比は0.3%上昇。予想は0.4%上昇だった。 もっと見る
主要通貨に対するドル指数は一時0.2%下落。その後下げ幅を縮小し、終盤の取引では0.021%安の98.934。週間では上昇する見通し。
ユーロ/ドルは0.06%高の1.163ドル。ユーロ圏の10月のHCOB購買担当者景気指数(PMI)速報値は、新規受注が2年半ぶりの伸びとなったことが寄与し約1年半ぶりの高水準となった。 もっと見る
カナドルは小幅安の1米ドル=1.40カナダドル。トランプ米大統領が23日、カナダとの全ての貿易交渉を打ち切ったと表明したものの、投資家の反応は限られた。市場では来週予定される米中首脳会談を注視している。
円は対ドルで152.85円と、2週間ぶりの安値に沈んだ。米国のロシア石油大手2社に対する新たな制裁を受け、原油価格が上昇したことが重しとなった。また、財政・金融政策においてハト派とされる高市早苗新首相の政策も注視されているもよう。
ポンド/ドルは0.15%安の1.33ドル。9月の英小売売上高が前月比0.5%増と、予想に反してプラスとなったことがポンドを下支えた。 もっと見る
NY外為市場:
<債券> 国債利回りが小幅上昇した。予想を小幅に下回る米消費者物価指数(CPI)の結果は、米連邦準備理事会(FRB)が来週開催する連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測を支援した。
9月のCPIは前年比で3.0%上昇し、前月の2.9%上昇から伸びが加速した。ただ、エコノミスト予想の3.1%上昇を小幅に下回った。
午後の取引で、10年債利回りはCPIの発表を受けて一時低下したものの、取引終盤では1.2ベーシスポイント(bp)上昇の4%となった。それでも、週間では約1bp低下し、4週連続の低下となった。
30年債利回りは1.6bp上昇の4.587%。
2年債利回りは3.484%と小幅上昇した。
LSEGによると、フェデラルファンド(FF)金利先物市場はFRBが年内さらに2回の追加利下げに動くとの見方が大勢。来週の会合では25bpの利下げが織り込まれている。26年については、25bp利下げがさらに約3回実施されるとみている。
CPI発表を受けて利回り曲線は拡大し、2年債と10年債の利回り格差は52.2bpとなった。
政府機関の一部閉鎖が24日目に入り、手がかりとなる材料に欠ける中、今週の利回りは概ね狭いレンジにとどまった。
米金融・債券市場:
<株式> 大幅続伸。予想を下回るインフレ指標や好調な企業決算を追い風に、主要株価3指数はそろって終値での最高値を更新した。
週間では、ダウ工業株30種は6月以来、ナスダック総合とS&P総合500種は8月以来の上昇率をそれぞれ記録した。
来週は米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される。また、メタ・プラットフォームズ(META.O), opens new tab、マイクロソフト(MSFT.O), opens new tab、アルファベット(GOOGL.O), opens new tab、アマゾン・ドット・コム(AMZN.O), opens new tab、アップル(AAPL.O), opens new tabといった超大型ハイテク企業の決算発表が相次ぐ。
朝方発表された9月の米消費者物価指数(CPI)は前年比3.0%上昇した。前月の2.9%上昇から伸びが加速したものの、市場予想は小幅下回り、連邦準備理事会(FRB)による来週の会合での追加利下げはほぼ確実となった。 もっと見る
企業の四半期決算発表は本格化し、LSEGによると、これまでにS&P構成企業のうち143社が決算を発表。
アルファベットは2.7%高。対話型人工知能(AI)の開発を手掛ける米アンソロピックが、アルファベット傘下グーグルとの契約を拡大し、同社製のAI向け半導体を100万個導入すると発表したことが材料視された。 もっと見る
フォード(F.N), opens new tabは12.2%高。第3・四半期の利益が市場予想を上回ったことが好感された。
ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.18対1の比率で上回った。ナスダックでも2.2対1で値上がり銘柄が多かった。
米取引所の合算出来高は190億4000万株。直近20営業日の平均は207億5000万株。
米国株式市場:
<金先物> ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、米中対立激化への警戒感が和らぐ中、利益確定の売りや持ち高調整の動きに小反落した。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は、前日比7.80ドル(0.19%) 安の1オンス=4137.80ドルとなった。週間では75.50ドル(1.79%)下 落。プラスでの越週は9週でストップした。
NY貴金属:
<米原油先物> ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、主要産油国であるロシア産原油の供給混乱への警戒感がくすぶる中、利食い売りや持ち高調整の売りに押され、下落した。米国産標準油種WTIの中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比0.29ドル(0.47%)安の1バレル=61.50ドルだった。週間では6.88%高。1月物は0.20ドル安の60.96ドル。
NYMEXエネルギー:
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