ローマ教皇、不当な移民対応は「重大犯罪」 各国に道義的義務と訴え

 10月23日、ローマ教皇レオ14世(写真)は移民の不当な扱いを「重大な犯罪」と非難し、移民を歓迎するメッセージを強めた。写真は同日、バチカンで撮影(2025年 ロイター/Yara Nardi)

[バチカン市 23日 ロイター] – ローマ教皇レオ14世は23日、移民の不当な扱いを「重大な犯罪」と非難し、移民を歓迎するメッセージを強めた。数週間前には、トランプ米大統領の反移民政策を批判している。

バチカン(ローマ教皇庁)で複数の国際的な草の根団体の謁見を受けた際に発言した。トランプ氏やその政策を名指ししなかったものの、各国政府には困窮する移民に「避難場所を提供する道義的義務」があると述べた。

教皇は「脆弱な移民に対する虐待は、国家主権の正当な行使ではなく、国家が犯し、あるいは容認している重大な犯罪だ」と指摘。これらの『望ましくない人々』を人間ではなく、ごみのように扱うという、これまで以上に非人道的な措置が政治的に採用され、称賛されてさえいる」と述べた。

5月に米国人として初めて即位したレオ14世は、海外でより良い生活を求める人々に対するトランプ政権の扱いに非難を強めており、一部の著名な保守派カトリック教徒から激しい反発を招いている。

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