北村匠海×林裕太×綾野剛 映画『愚か者の身分』が問いかける“幸せ”とは

北村匠かける優太かける綾野が愚か者の 身分を経て考える幸せということ。 北村匠、林優太、あの号が現代日本の見え ない闇をリアルに書いた映画。 愚か者の身分を通じて感じたこと。 が愚か者の身分は現代日本の見えない闇を リアルに描き出しながら 3人の若者が駆け抜ける3日間の逃争劇を 静かで確かなマ志し で切り取った作品だ。 原作は自身の経験を気に書いたマルチの子 が各種メディアで話題と なった西尾順のデビュー作愚か者の身分 社会の底辺で生きる卓や鍛ジに守る それぞれの過去と孤独がこう 差しながら誰かを思い誰かに救われようと もく姿にはどこか通設 ナリアと人間が宿っている主人公拓を 演じるのは北村。 闇の世界に引き入れられなお守るを気遣う 複雑な役所に挑んだ。 カジ谷役には存在感と限りをまとうの号。 そして守る役にはういウいしさ と危うさを合わせ林優太。それぞれが 持ち寄った弱さと強さ が作品の空気に静かな波紋を広げていく。 今回は北村、あ野の林の3人に インタビューを実施。絶望と希望が神人で 交差するこの物語の舞台裏そして救いを 巡る葛藤と現在地を 手らった 北村匠かける優太かけるの英が愚か者の 身分を経て考える幸せと いうこと が愚か者の身分にて闇の世界でもがく若者 を演じた北村匠 ふと綾野号 まず出演を決めた理由についてお聞かせ ください。 北村決め手は視力を失うという役柄の先に 自分がどんな表現にたどり つくのかを楽しみに感じたことです。僕 自身芝居をする上で目を とても大事にしてきたのでそれを失うこと で自分にどんな変化が起きる のかある種自分の大事なものをあえて 手放した時にどうなるんだろう。 うという自分に興味があったんです。でも 台本を読み解くうちに息子 をつぐ物語であり役者としても受け継ぐ 作品だと 感じました。最近は自分より若い世代の 役者と共演する機会も増えてきて、 その中で受け取ったものを次の世代に 手渡していく。 今のタイミングで自分がやる意味が必ず あると感じて出演を決めました。 実際に目の見えない状態での芝居はいかが でしたか? 北村本当にほぼ何も見えない状態で演じ ました。例えば強しさんとの 2人芝居でも距離感や相手の位置目の前に 何があるのかなど全て が手探りなんです。だからこそ情報は声と 匂い、あとは顔にと樽風 くらいしかなくて芝居の自由度がすごく 高くてある意味 手さんに委ねていました。偶発的な出来事 も含めて現場で起きた子 とを受け入れる芝居ができたのはとても 新鮮でした。普段は人に委ねる子。 とが苦手なタイプなのですが、この作品で は芝居の中でしっかり甘えさせ ていただきましたね。 林僕はオーディションからの参加でした。 脚本を読んだ時、根源的な 愛や生きるためには何が必要かといった テーマを感じてすごく面白いな と。そして北村さんと綾乃野さんのお2人 が出演されると聞いてこの件 上で自分も役者として何かを勝ち取りたい と強く思いました。 あやのこの手の作風はフィクションとして 書かれてきた題材だと思います。 す、ただ時代が進み今やリアリティを持っ て私たちの隣にある問題 にもなっている。脚本からもその深刻さを 感じました。役者に何が できるかはいつも難しいといいですが、 自分も見ていい映画だと思える。 作品が1本あるかないかは大きく違う。 この作品には自分他者やよ。 買いともつ流れると思わせてくれる力を 感じました。 映画館で知らない誰かと時間を共有する こと自体がこの作品にとって 最後の共演者なのです。 現場の雰囲気や空気感はどのように作って 行かれたのでしょうか? 北村現場の接着剤ヤだったと思います。 応援者やスタッフさ とどう信頼関係を築づき、どういう空気感 を生み出すかは自分次第だなと 感じていました。スタッフさんは信頼して いる方々ばかりでその上で 共演者の温度や現場の科学反応がいい意味 で爆発していたように思います。 さんや優太から何を受け取り、何を手渡す かを常に意識しています。 た、映画の中では原作以上に中心になる役 だったので、自分の存在が現場。 全体の接着剤になればいいなと思いながら 望みました。 怪し最初は自分が何か起こさなきゃという 焦りがあって、でも実際は この2人の背中を見て自分を委ねることの 大切さを感じました。自分を 出しすぎず先輩に身を委ねることで現場で の関係が自然に成立して 行ったと思います。 お2人とも委ねることを意識されたと おっしゃっていましたが、あ野 3は誰に委ねていましたか? あのこの2人です。取材を通しても3人 それぞれが言葉を紡ごうとして いるのが伝わってきます。は君が話す言葉 はとても水みしく僕 たちが学べる部分が多い。彼の言葉にどれ だけ耳を傾けられるかが重要だ と感じています。そして匠がたヤとして 全力で委ねてくれたからこそ カジ谷は人間に戻れた。この映画は自分の 本当の名前さえわからな。 くだった者たちが自分の尊厳を取り戻す 物語。 委ねられることで生まれ直すことができた のだと死者を見て確信しました。 北村匠かける優太かける綾野防衛が愚か者 の身分を経て考える幸せということ。 が愚か者の身分で絶望と希望が交差する 難しい役所を演じた北村匠、林優太、 綾野号。 Aが愚か者の身分で絶望と希望が交差する 難しい役所を演じた北村匠、林優太、綾野 号。 を通してお互いに俳優として受けた影響や 気づきはありましたか? あ野は君はその瞬間の体感が感情に直結し 、ノーフィルターで芝居 しています。今何を感じているかという 漠然をそのまま芝居と優具。 体へと消化されるとても魅力的です。匠は 次のフェーズを見据えながら ラモ今このフェーズを生き抜こうとされて いて今を全力でやり切る。 その姿勢が素晴らしいと感じています。 役者として鍛錬するという生き方 は間違っていないのだと匠は君の姿勢から 再確認させてもらいま 下 北村僕自身も強さんのその瞬間瞬間に命を 削るような役者としての姿 勢に強く背中を押されました。今をどう 生きるかが映画にも通じて ルと感じます。優太については役の魅力の 8割が演技なら残り2割は子 の人生や個性だと思っていて彼はその2割 が本当に眩しい。 自分や強しさんには出せないぴさを思って いて、それがこの映画の 根底にある美しさの1つだと思います。 林僕はこの2人の背中を見て映画を見て 改めて本当の役者なんだな と感じました。役に対してしっているもの 責任感が違う。その姿勢に 自分も近づきたいですし、役者として人間 としてもっと成長していきた いと思いました。 北村匠かける優太かける綾野が愚か者の 身分を経て考える幸せと いうこと。 が愚か者の身分拓北村匠 それぞれ演じられた役柄について第1印象 やご自身との共通点は 見ましたか? 北村拓也にはどこか不裕感があると思って います。気づくとい なくなってしまうようなさをまとった存在 でも実際は楽しんでいき ているだけでいなくなるつもりはない。 やジ谷の目にたヤがどっ ていたのか本当に捉えきれていたのかは 分からないけれど視力 をお失って視界が見えない中で自分の存在 を証明してくれる声のよう な誰かの存在を感じながら演じました。 怪し守るは生まれ育った環境や理不尽な 運命に抗おうとする強さがある キャラクターです。僕自身も理不尽なこと には敏感で流せない性格なの でそこは似ているかもしれません。 ただ年齢を重ねるごとにしょうがないと 受け流す自分に元気が指すこと。 もうあって守るが人生を楽しもうと変化し ていく姿もとてもそう。 敵だと感じています。 あのカジ谷は2人を前にして1番生きる 実感を与えられた人物です。 役を通じて呼吸の仕方を思い出すような 感覚を味わいました。役者は役を 愛し理解者であることが大切だと改めて 感じました。 北村匠かける優太かける綾野の豪が愚か者 の身分を経て考える幸せと いうこと が愚か者の身分守る役優太 本作では現実社会の問題や幸せの形につい ても書かれています。 が皆さんが幸せを感じる瞬間はどんな時 ですか? 林僕は今24歳で地元にずっと暮らして いるのですが、今も中学の同じ 部活だった友達とよく集まっているんです 。みんな社会人3年目ぐらいで それぞれ忙しいのですが週末になると特に 目的もなく集まってた直近 今日を話したりするだけの会が定期的に あってお酒を飲むわけでもなく ただ喋るだけでもその時間が1番素の自分 に戻れて幸せを感じま そういう関係性は少し憧れるところもあり ます。 林僕自身そういう友達に支えられていると 感じます。特にコロナ禍で 人と関わる機会が減って孤独を感じた時 ずっと一緒にいた友達がそば 似てくれたのが本当に大きな励みになった んです。そういう仲間がいる ことが自分が頑張れるモチベーションに なっています。 北村最近僕が幸せだと感じるのは理解さ れることだなと思うよう になりました。今までは自分を表現する 喜びの方が先に立っていた のですが、今は自分の表現だけでなく人間 としての部分まで理解してく。 寝る人がいることのありがたさを感じてい ます。役者としてもそうや 手理解されて初めて肯定される感覚がある 。例えばどんな役にも背景 があると思うんです。 その背景まで理解しようとすることで自分 もそのキャラクターを肯定で 切るようになる。今優太が話していたよう な地元の友達もそうですし、 そういう存在からは絶対に目をそらしちゃ いけないなと改めて思ってい ます。それが今1番感じている幸せです。 あやの幸せはある種の刺激なのかもしれ ません。ぼんやりと抽象的で どこかは遠いもののようでもあり心を確か に強く揺さぶる瞬間の連続 とも言えます。この2人と一緒に作品を 作ったこと現場で感じる1つ人。 その丁寧な時間。今日この取材の場で2人 からもらう刺激も全て僕にと では大きな幸せです。林君が友達との話を 楽しそうにしてくれたり、 匠の考える信念を聞けて理解されることや 誰かを理解しようとする子 ともまた1つの刺激なんだとその刺激の1 つ1つが芝居の神経を も形作っていくとても大切なプロセスです 。 北村幸せを刺激と感じられるのは大人に なった証拠かもしれない ですね。自春期の頃って幸せであることを 素直に肯定できなかったり、 むしろ痛みや刺激を求めてしまったりする 時期が誰にでもあると思います。 す、でも年齢を重ねていくうちにその痛み の記憶にもう1つ何か が加わって幸せがやっと感じられるように なる。その両方を知る子 とで今の自分があるんじゃないかなと 今こうして話している こともすごく通じるところがあると思い ました。 あ野実際に現場で目の前で芝居を受けて いることが幸せでした。早しく の芝居ももっと近い距離で体感してみたい ですね。 最後にご覧になる方へのメッセージをお 願いします。 あやのこの映画は3者山用の生き方が 詰まったヒューマンドラマであ、 リサスペンスでもあります。3人の男が どう生きるかどう生き抜く かを書いています。是非映画館で愚か者の 身分という作品を存分に 浴びていただきたいです。映画館という 空間でたくさんの方が何かを受け け取っていただけたら幸いです。 怪しこの作品から受け取るものは絆だっ たり誰かの役に立ちたいという 思いだったり現実を見すぎて理想を諦める のではなく理想を持ち続け て生きることの大切さを素直に受け取って 欲しいです。 北村一言でこういう映画ですと言いきれ ないほど人生そのものを 書いた作品です。現実は時に厳しいけれど は逃げ場にもなり 売る映画館という空間で愚か者の身分を見 て何か1つでも持ち 変えれるものがあったらそれが正解だと 思います。

北村匠海×林裕太×綾野剛 映画『愚か者の身分』が問いかける“幸せ”とは