「Eight Sleep」ブランドのスマートベッドの一部ユーザーは、10月20日に発生したAmazon Web Services(AWS)の障害によって、文字通り寝不足に陥った。この障害はRoblox、Reddit、Amazonをはじめとする数千のインターネットプラットフォームに影響を及ぼし、人々は仕事やウェブサイトへのアクセスができなくなった。しかし、この障害による一風変わった影響の1つに、この高級ベッドアクセサリーが関わっていた。
Eight Sleepは、温度調節可能なマットレスカバーや、ベッドフレームとマットレスの間に設置して睡眠中の角度を調節できるベースなど、インターネット対応のベッドアクセサリーを製造している。これらの製品はAIを活用して睡眠習慣、呼吸パターン、心拍数などの健康データを追跡することも可能で、ウェアラブル機器を必要とせずにカスタマイズされた睡眠体験を提供する。有料のAI機能「Autopilot」では、さらなる睡眠と健康の指標を収集する。
他の多くの企業と同様、Eight Sleepの製品もAWSを利用している。そのため20日、AWSの障害は、最低でも2748ドル(約42万円)するこのマットレスのユーザーに問題をもたらした。
Redditには、ベッドが突然、温度を再調整し始めて目が覚めたという報告が寄せられており、中には約43度まで急上昇したケースもあったという。ベッドが極端に傾いたまま動かなくなったという報告もある。The Washington Postによると、一部のベッドではライトが点滅したり、起床アラームが鳴ったりもしたという。
Eight Sleepの最高経営責任者(CEO)であるMatteo Franceschetti氏は20日、X(旧Twitter)への投稿で、同社がシステムを復旧中であることと、製品に障害対策を施すことを明らかにした。
「当社のエンジニアは昨日から『Backup Mode』の提供を開始した。これは、クラウドインフラが利用できないときに、Eight SleepアプリがBluetooth経由でポッドと直接通信できるようにする、透過的で自動的なフォールバック機能だ」。Eight Sleepの共同創業者でマーケティング担当バイスプレジデントのAlexandra Zatarain氏は、米CNETにそう語った。
同氏によると、Backup Modeによって、ユーザーはAWSの障害発生時にもアプリにアクセスし、ポッドとベースを制御できるようになる。オフライン中にポッドに保存されたデータは、Autopilotによって更新されるという。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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