
終盤のニューヨーク外為市場では、米中貿易摩擦の再燃を受けて市場心理が悪化する中、ドルがユーロ、円に対して下落した。2022年7月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[ニューヨーク 15日 ロイター] – 終盤のニューヨーク外為市場では、米中貿易摩擦の再燃を受けて市場心理が悪化する中、ドルがユーロ、円に対して下落した。
ドルは対円で0.39%安の151.24円。
ユーロは0.35%高の1.1646ドルとなった。フランスのルコルニュ首相は14日、年金制度改革を2027年に予定される大統領選後まで停止すると発表した。
ドルは対スイスフランで0.49%安の0.797フランとなった。
この日は米中貿易摩擦を巡る米当局者の発言が相次いだ。ベセント財務長官は米国は中国との対立激化もデカップリング(分断)を望んでいないとしつつも、中国が信頼できない供給国であることが判明すれば、行動を起こさざるを得なくなるだろうと述べた。グリア米通商代表部(USTR)代表は中国によるレアアース(希土類)輸出規制の大幅拡大は、過去6カ月間にわたる米中通商合意を完全に反故(ほご)にするものとの見解を示した。 もっと見る
FOREXLIVEのチーフ通貨アナリスト、アダム・バトン氏は「市場は貿易関連のニュースを受け流しており、米中が前進に向けた道筋を見つけ、合意に達するという確固たる信念を持っている」と述べた。
主要通貨に対するドル指数は0.32%安の98.72と、2営業日続落の見通しとなった。
米連邦準備理事会(FRB)が公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)によると、前回報告から経済活動にほとんど変化がなかった一方、 全ての地域が賃金の増加を報告した。 もっと見る
LSEGのデータによると、市場は現在、10月28─29日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に続き、12月の会合でも追加利下げが行われ、来年さらに3回の利下げが行われるとの見方を織り込んでいる。
ニュージーランドドルは0.1%高の0.5721米ドル。
豪ドルは0.39%高の0.651米ドル。前日には0.64405米ドルと、8月22日以来の安値まで下落していた。
表はLSEGデータに基づいています
※外為市場
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