韓国のサムスン電子は、四半期ベースで過去3年余りで最大の営業利益を計上した。世界で人工知能(AI)の開発が加速する中、メモリー半導体の需要が増加し業績をけん引している。

  14日に発表された暫定ベースの7-9月(第3四半期)決算によると、営業利益は12兆1000億ウォン(約1兆2900億円)で、アナリスト予想の9兆7000億ウォンを上回った。売上高は86兆ウォンに増加した。

  同社は今月後半に純利益や部門別の詳細を含む決算情報を公表する予定。

  今回の好調な業績は、AIサーバーやメモリー半導体の需要が持続するという投資家の見通しを後押しする可能性がある。サムスンの年間利益の50-70%を占める半導体部門に業績回復の兆しがみられることを受け、株価は6月初旬以降、60%余り上昇している。

  サムスン電子は、AIブームに乗るための体制を強化している。高帯域幅メモリー(HBM)では進展を見せており、すでにアドバンスド・マイクロ・デバイセズ(AMD)からの受注を獲得。エヌビディアからはHBM3E製品の最終承認を待つ状況だ。

  投資家は、AIに用いるHBMの供給で先行するSKハイニックスにサムスンが追いつくと予想している。

Samsung Soars to All-Time High on AI Momentum

 

 

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原題:Samsung Rides Global AI Boom to Its Biggest Profit Since 2022(抜粋)