
イングランド銀行(英中央銀行)の金融行政委員会は8日、四半期報告を公表し、人工知能(AI)の見通しや米連邦準備理事会(FRB)の独立性に対する投資家の信頼が揺らげば、世界の金融市場が急激に調整する恐れがあると警鐘を鳴らした。中銀本部前で8月撮影(2025年 ロイター/Corey Rudy/File Photo)
[ロンドン 8日 ロイター] – イングランド銀行(英中央銀行)の金融行政委員会は8日、四半期報告を公表し、人工知能(AI)の見通しや米連邦準備理事会(FRB)の独立性に対する投資家の信頼が揺らげば、世界の金融市場が急激に調整する恐れがあると警鐘を鳴らした。
一部の指標によると、米株式市場のバリュエーションはドット・コム・バブルのピークに近い水準にあると指摘。FRBの信頼性が揺らげば米国債が脆弱になると述べた。
「市場の急激な調整リスクが高まっている」と指摘。AIが引き金となる市場急落のリスクをこれまでで最も強く警告し、こうしたショックが英国の金融システムに波及するリスクは「重大」だと述べた。
また「FRBの信頼性に対する認識が急変または大幅に変化すれば、米ドル資産全般、特に米国の国債市場で資産価格の急激な再評価につながり、ボラティリティー、リスクプレミアム、世界的な波及効果が高まる可能性がある」と指摘した。
銀行の規制措置は据え置いた。カウンターシクリカル資本バッファー比率(CCyB)は2%に維持し、最低レバレッジ比率も3.25%で据え置いた。
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