
ロシアのペスコフ大統領報道官は2日、米国がウクライナに巡航ミサイル「トマホーク」を供与し、ウクライナによるロシア領内への長距離攻撃を可能にすれば、ロシアと西側諸国間の危険な緊張の高まりは新たな局面を迎えると警告した。写真は、モスクワで5月撮影(2025年 ロイター/Alexander Zemlianichenko)
[モスクワ 2日 ロイター] – ロシアのペスコフ大統領報道官は2日、米国がウクライナに巡航ミサイル「トマホーク」を供与し、ウクライナによるロシア領内への長距離攻撃を可能にすれば、ロシアと西側諸国間の危険な緊張の高まりは新たな局面を迎えると警告した。
ペスコフ報道官は国営メディアの大統領府担当ジャーナリスト、パーベル・ザルビン氏に対し、ウクライナへのトマホーク供与が検討されているという報道を承知しているとし、実際に供与されれば「緊張状態が深刻化する局面に入り、ロシアは相応に対応しなければならない」と述べた。
同時に、ウクライナにとって「特効薬や魔法の兵器」は存在しないとも指摘。「いかなる兵器も事態の流れを根本的に変えることはできない」と語った。
また、米アラスカ州で行われた米ロ首脳会談から1カ月半が経過したものの、世界は平和に近づいていないと指摘。ロシアとの戦争を継続するために欧州がウクライナに交渉を放棄するよう促しているとも述べた。
米国の
バンス副大統領は先週、ウクライナにトマホークの供与を検討していると表明。
トマホークの射程は2500キロメートルで、ウクライナから発射された場合、モスクワを含むロシアの欧州側の広い地域が射程に入る。
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